『関数』タブ

関数』タブでは、Mathematicaの関数を使って、Originのデータセットを作成し、それをグラフにすることができます。

Image:The Function Tab .png

『関数のプロット』グループ

f(x)=」テキストボックスは、Mathematicaが認識できるF(x)のような形式の関数を指定するのに使います。Mathematicaは大文字小文字を区別しますので、関数名はMathemcaticaの仕様に従う必要があります。「開始」および「終了」テキストボックスは、関数で計算し、プロットするのに使用する開始および最終のX値を指定します。

ポイント」ラジオボタンおよびそのテキストボックスは、関数で計算するポイント数を指定します。「増分」ラジオボタンおよびそのテキストボックスは、関数で計算する連続したポイントの間隔の値を指定します。

「作図」ボタン

作図」ボタンは、関数をMathematicaに送信し、等間隔に増加するX値(増分で指定した値またはポイントで指定した値の数のどちらか)を受け取り、それぞれのポイントで計算したY値を受け取ります。X値とY値を保持するOriginのワークブックが作成され、データがOriginのグラフウィンドウにプロットされます。 ワークブックが非表示として作成されますが、Originのプロジェクトエクスプローラを使って表示することができます。

NOTE: Mathematicaで、ユーザ定義関数を使用する場合、次の手順で行います。Mathematicaアプリケーションを直接起動し、MathematicaのSaveコマンドを使って、ユーザ定義の関数を定義して保存します。そして、次のセクションで説明しているように、Originのツールの『評価』タブを使って、その関数をカーネルにロードします。一度、関数をカーネルにロードすると、『関数』タブでその関数を使って、Originグラフをプロットできます。