アルゴリズム (kwanova)


以下の説明は、NAGのアルゴリズムから引用したものです。

  1. すべての観測値の順位は昇順になります。平均の順位がスコアを結びつけるのに割り当てられます。
  2.  i=1,2,\ldots ,k \,\!に対して順位の合計 R_i \,\!を与えるため、各グループの観測値の順位を合計します。
  3. クラスカル・ウォリス検定の統計量  H \,\! は、次のように計算されます。 H=\frac{12}{N(N+1)}\sum_{i=1}^k\frac{R_i^2}{l_i}-3(N+1) \,\! ここで  N=\sum_{i=1}^kl_i\,\!であり、  N \,\! は観測データの合計数です。もし同順のスコアがあった場合、 H \,\! 1-\frac{\sum (t^3-t)}{N^3-N}\,\!で割られることで修正されます。ここで、 t \,\! はグループ内の同率スコア数を表し、総和は同率になったグループ全体を表します。

有意水準は\chi ^2\,\! 分布に基づいており、この分布は  k-1 \,\! の自由度を持ちます。

このアルゴリズムの詳細は、nag_kruskal_wallis_test (g08afc)をご覧下さい。