Wbk


WBKオブジェクトには、アクティブなOriginワークブックまたは行列ブックに関連するプロパティとメソッドがあります。オブジェクトプロパティとメソッドには、次の構文を使用してアクセスできます。

wbkObject.property
wbkObject.method (argument)

Note:

WBKオブジェクトに加えて、ほとんどの属性はPageオブジェクトを使用してアクセスおよび変更できます。また、子ウィンドウに対する多くの操作はWindowコマンドで行うことができます。その他の操作と例については、ワークブックの基本操作および行列ブックの基本操作を参照してください。


プロパティ

プロパティ アクセス 説明
wbk.canAddDC 読み取り
bool
ワークブックを使用してデータコネクタを追加できるかどうかを返します。1=ture,0=false
wbk.DC 読み取り/書き込み データコネクタ設定。Wbk.DCオブジェクトプロパティを参照してください。
wbk.image 読み取り
bool
データモード (=0) またはイメージモード (=1) を切り替えます。
wbk.Is4D 読み/書き
bool
行列ブックの場合、行列シートが4Dオブジェクトの深さ/レベルであることを示します。0= 4Dではない、1= 4D

たとえば、複数のレベル/深度を持つ4D NetCDFデータをインポートした後、行列ブックは4Dに設定され、将来のROIおよび強度プロファイルなどが行列シート全体で機能するようになります。

wbk.LATEX 読み/書き
bool
LaTeXを直接使用するかどうか。オンの場合、LaTeX方程式は、検出された場合は軸タイトルと凡例に表示され、リッチテキストがオンの場合は列ラベル行に表示されます。
wbk.organizer 読み/書き
bool
ワークブックまたは行列ブックオーガナイザを表示または非表示にする。0 = 非表示、1 = 表示
wbk.saveData 読み/書き
bool
プロジェクト(.opju形式)またはワークブックウィンドウ(.ogwu形式)を保存するときに、インポートしたデータをワークブックに保存するかどうかを設定します。0=インポートしたデータを除外し他のデータ(入力、計算、またはその他の操作から)は保持、1=インポートしたデータを保存
wbk.selector 読み/書き
bool
行列ブックグリッドとウィンドウタイトルバーの間のサムネイル/選択領域を表示する。0 = 非表示、1 = 表示
wbk.showXY 読み/書き
bool
列/行 (=0) またはX/Y (=1) の表示を切り替える。
wbk.slider 読み/書き
bool
行列ブックグリッドとウィンドウタイトルバーの間の領域で、スライダまたは画像サムネイルの表示を切り替える。0=サムネイルを表示、1=スライダーを表示

メソッド

メソッド 説明
wbk.open(sheetName) 埋め込みsheetNameをウィンドウで開きます。sheetNameはNotes、Graph、Matrixのいずれかです。たとえば、現在のワークシートタブを右クリックして、メニューからグラフをシートとして追加を選択し、ワークシートの名前をMyGraphに変更することで、グラフウィンドウを現在のワークブックのワークシートとして追加できます。コマンドは次の通りです。
wbk.OPEN(MyGraph);

グラフは別々のウィンドウで開きます。

サンプル

関連情報

Wks Wbk.DC Wks.DC