行列ブックはOriginのワークブックと同じデータ構造レベルに属し、どちらもウィンドウです。つまり、ワークブックと同じように行列ブックをPageオブジェクトとWindowコマンドで操作することができます。
行列ブックとワークブックはどちらもウィンドウで、たくさんの類似した操作方法を共有しています。LabTalkスクリプトも、同じスクリプトを使用することが良くあります。異なる部分を下記に抜粋しました。同じスクリプトを使用している場合はワークブックの基本操作を参照してください。
//ロングネーム"MyMatrixBook"を持つ、新しい行列ブックを作成 newbook mat:=1 name:=MyMatrixBook; // 3つの行列シートを持つ、新しい行列ブックを作成 // "Images"をロングネームとショートネームとして使用 newbook mat:=1 name:=Images sheet:=3 option:=lsname; // 非表示になっている、新しい行列部ブックを作成 // 行列ブック名は 「myBkName$」変数内に格納される newbook mat:=1 hidden:=1 result:=myBkName$; // 行列ブック名を出力 myBkName$ = ;
イメージサムネールを表示または非表示にするにはmatrix -itコマンドを使用出来ます。
// 新規行列ブックを作成 newbook mat:=1; // 画像をインポート string strImg$ = system.path.program$; strImg$ += "Samples\Image Processing and Analysis\bamboo.jpg"; impImage fname:=strImg$; // イメージサムネールを非表示 matrix -it 0;