rowttestpair (Pro)

内容

  1. 1 メニュー情報
  2. 2 概要
  3. 3 追加の情報
  4. 4 コマンドラインでの使用法
  5. 5 変数
  6. 6 説明
  7. 7 詳細な情報
  8. 8 関連のXファンクション

メニュー情報

統計グラフ:仮説検定:行のt検定(対応あり)

概要

対の標本のt検定を行ごとに実行します。

追加の情報

必要なOriginのバージョン:Origin 2015 SR0

コマンドラインでの使用法

1. rowttestpair irng1:=(1,2,3) irng2:=(4,5,6);

2. rowttestpair irng1:=(1,2,3) irng2:=(4,5,6) prob:=1;

3. rowttestpair irng1:=(1,2,3) irng2:=(4,5,6) sig:=wcol(7);

変数

表示
変数
I/O

データ型
デフォルト
説明
第1データ範囲 irng1

入力

Range

<unassigned>

第1標本のデータ範囲(複数列)を指定します。各行がデータ変数を表します。

第2データ範囲 irng2

入力

Range

<unassigned>

第2標本のデータ範囲(複数列)を指定します。各行がデータ変数を表します。

検定する平均 mean

入力

double

0

2標本の平均値間の仮説の差です。

対立仮説 tail

入力

int

0

t検定の対立仮説を指定します。

オプションリスト

  • two:平均1 - 平均2 <> 0
    対立仮説を、2標本の平均値が等しいかどうかで指定します。
  • upperl:平均1 - 平均2 > 0
    対立仮説を、標本1のの平均値が標本2の平均値より大きいかで指定します。
  • lower:平均1 - 平均2 < 0
    対立仮説を、標本1のの平均値が標本2の平均値より小さいかで指定します。
t統計量 statistic

出力

vector

<new>

選択して、t統計量を出力します。値の出力列を指定できます。各行は行中のデータのt統計量を表します。

自由度 df

出力

vector

<new>

選択して、自由度を出力します。値の出力列を指定できます。各行は行中のデータの自由度を表します。

P値 prob

出力

vector

<new>

選択して、p値を出力します。値の出力列を指定できます。各行は行中のデータのp値を表します。

有意性 sign

出力

vector

<new>

選択すると判断のフラグを出力し、値の列を指定します。値が1の場合、平均値の差は0.05レベルで有意で、0の場合、平均値の差は0.05レベルで有意に異ならないことを示します。

説明

対応のある標本のt検定は、正規分布からの2つの対(あるいは、繰り返し、対応)の標本の平均が、等しいかかどうか、または与えられた値と異なるかどうかを検定します。

このXファンクションは、行の対応する標本のt 検定を実行します。両サンプルのデータは、この行の対のt検定を実行するために一つの行にセットされます。

詳細な情報

詳細は、ユーザガイドをご覧下さい。

関連のXファンクション

rowttest2, ttest1, ttest2, ttestpair