pcorrcoef (Pro)

メニュー情報

偏相関係数

概要

制御変数を使用して偏相関係数を計算します

追加の情報

必要なOriginのバージョン:Origin 2016 SR0以降

これはOrigin Proのみの機能です。

コマンドラインでの使用法

pcorrcoef irng:= (wcol(3):wcol(5)) control:=wcol(6) flag:=1;

Xファンクションの実行オプション

スクリプトからXファンクションにアクセスする場合、追加のオプションスイッチについてのページを参照してください。

変数

表示
変数
I/O

データ型
デフォルト
説明
変数 irng

入力

Range

<active>
入力データを指定します。Origin 2020b以降、[Book]Sheet!(N1:N2) 形式の短縮構文を使用できます。ここで、N1は列の連続した範囲の開始の列番号、N2は終了の列番号です。[Book]Sheet!([Book]Sheet!N1:N2,[Book]Sheet!N3:N4) の形式の非連続データも使用できます。
制御変数 control

入力

Range

<unassigned>
制御変数のデータを指定し、制御変数の効果は、上の変数の関係性を計るときに除外されます。
欠損値を除外 missing

入力

int

0
欠損値を除外する方法を指定します。

オプションリスト

  • pairwise: ペアワイズ
    ペアワイズで欠損値を除外します。2列間の係数を計算するとき、欠損値があれば対応する2つのデータを除外します。
  • listwise: リストワイズ
    リストワイズで欠損値を除外します。欠損値がある場合、すべてのデータセットに対する全行を除外します。
有意性検定 tail

入力

int

1
この変数は、片側または両側検定を実行するかどうかを示します。

オプションリスト

  • one:片側
    この変数は片側検定が実行されることを示します。
  • two:両側
    この変数は両側検定が実行されることを示します。
結果表に有意性を表示 sig

入力

int

0
レポートワークシートの結果表に有意性を表示するかどうか指定します。
有意相関のフラグ flag

入力

int

0
偏相関係数が有意水準0.05で有意であることを、結果表のアスタリスクでマークし、フラットシートでは、有意水準0.05で有意な偏相関係数値をハイライトするか指定します。
結果表 rt

出力

ReportTree

[<入力>]<新規>
レポートワークシートの出力先ワークシートを指定します。
相関シート corr

出力

ReportData

[<入力>]<新規>
偏相関係数の出力先ワークシートを指定します。

詳細な情報

詳細は、ユーザガイドをご覧下さい。

関連 X ファンクション

corrcoef


キーワード:有意、ペアワイズ、リストワイズ