kaplanmeier(Pro)


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統計:生存分析:Kaplan-Meier法

概要

Kaplan-Meier (product-limit、積極限推定量) 法解析を実行します。

追加の情報

これはOriginProのみの機能です。

コマンドラインでの使用法

1. kaplanmeier irng:=(1,2) censor:=0 
2. kaplanmeier irng:=(1,2,3) censor:=0 hazard:=1 

Xファンクションの実行オプション

スクリプトからXファンクションにアクセスする場合、追加のオプションスイッチについてのページを参照してください。

変数

表示
変数
I/O

データ型
デフォルト
説明
入力 irng

入力

Range

時間データ範囲、打ち切りデータ範囲、グループ範囲を含む、分析のデータ範囲を指定します。

時間データ範囲

時間データ列の指定

打ち切りデータ範囲

打ち切りデータ列の指定

グループ範囲

グループデータ範囲の指定

打ち切り値 censor

入力

vector

観測データセット内のどの時間値が打ち切られているかを識別する打ち切り対象値を指定します。

イベントと打ち切り値のサマリー summary

入力

int

1

イベントと打ち切り値のサマリーを出力するためのチェックボックスです。

生存推定量 survfunc

入力

int

1

生存推定量結果を出力するチェックボックスです。

四分位の推定量 quartile

入力

int

0

四分位の結果を出力するチェックボックスです。

平均の推定量 mean

入力

int

0

平均の結果を出力するチェックボックスです。

四分位/平均の推定量の信頼水準(%) conf

入力

double

95

生存関数に対する計算誤差および四分位数の上側および下側限界を推定するときに使用される信頼水準を入力するテキストボックスです。

生存グラフ sf

入力

int

1

生存曲線を出力するチェックボックスです。

信頼区間を追加 sfci

入力

int

0

生存曲線に信頼区間を追加します。

One Minus生存グラフ omsf

入力

int

0

One Minus生存グラフ、つまり、累積分布曲線を出力するためのチェックボックスです。

ハザードグラフ hazard

入力

int

0

ハザード曲線を出力するチェックボックスです。

対数生存グラフ lsf

入力

int

0

対数生存曲線を出力するチェックボックスです。

打ち切り値をマーク cmark

入力

int

1

チェックを付けると打ち切り値をマークします。

1つのグラフにすべての生存曲線をプロット plotinone

入力

int

1

1つのグラフウィンドウにすべての生存曲線をプロットするにはチェックを付けます。

ログランク法 logrank

入力

int

0

ログランク法を使って、異なるグループの生存分布が等しいかどうかを検定します。

Breslow法 breslow

入力

int

0

Breslow法を使って、異なるグループの生存分布が等しいかどうかを検定します。

Tarone-Ware法 tarone

入力

int

0

Tarone-Ware法を使って、異なるグループの生存分布が等しいかどうかを検定します。

一対比較 pairwise

入力

int

0

同等性検定のいずれかを選択すると、3つ以上のグループを比較するためのペアワイズ比較を有効にできます。

生存関数 rd

出力

ReportData

[<入力>]<新規>

生存曲線データの出力先を指定します。

結果の出力 rt

出力

ReportTree

[<入力>]<新規>

レポートワークシートの出力先を指定します。

サンプル

  • サンプルコード
/*
この例は、積極限法を使用して生存率を推定する方法を示すものです。
OriginPath\Samples\Statisticsフォルダのサンプルデータを使用します。
1.サンプルデータをOriginのブックにインポート
2. kaplanmeier XFを使用して、生存関数の値を計算
3. 結果を新しいシートに出力
4.新しいグラフに生存関数をプロットします。
*/
/*新しいブックにサンプルデータをインポート*/
String fname$=system.path.program$+"Samples\Statistics\Kaplan-Meier.dat";
newbook;
impASC;
string bkn$=%H;

/*kaplanmeier XFを使用して生存関数の値を計算*/
kaplanmeier irng:=[bkn$]1!(col(1),col(2)) censor:=0 quartile:=1 mean:=1 rt:=<new name:="KaplanMeier">;

/*「Survival Function Plot」という名前の新しいグラフに生存関数をプロット*/
plotxy iy:=[bkn$]2!(col(1),col(2)) plot:=202 ogl:=<new name:="Survival Function Plot">;
/*Kaplan-Meier推定量の結果を保存する新しいシート*/
newsheet book:=bkn$ name:="Result" label:="Parameter|Estimate|95% CI_Lower|95% CI_Upper";
wcolwidth [bkn$]"Result"!1 12;
range Para=[bkn$]Result!col(1);
range Est=[bkn$]Result!col(2);
range Lower=[bkn$]Result!col(3);
range Upper=[bkn$]Result!col(4);
getresults iw:=[bkn$]3 tr:=mytree;
Para[1]$="25% of survival time";
Para[2]$="50% of survival time";
Para[3]$="75% of survival time";
Para[4]$="mean of survival time";
Est[1]=mytree.sa.quan.Quan1.Estim;
Est[2]=mytree.sa.quan.Quan2.Estim;
Est[3]=mytree.sa.quan.Quan3.Estim;
Est[4]=mytree.sa.mean.Mean.Estim;
Lower[1]=mytree.sa.quan.Quan1.LCI;
Lower[2]=mytree.sa.quan.Quan2.LCI;
Lower[3]=mytree.sa.quan.Quan3.LCI;
Lower[4]=mytree.sa.mean.Mean.LCI;
Upper[1]=mytree.sa.quan.Quan1.UCI;
Upper[2]=mytree.sa.quan.Quan2.UCI;
Upper[3]=mytree.sa.quan.Quan3.UCI;
Upper[4]=mytree.sa.mean.Mean.UCI;

詳細な情報

詳細は、ユーザガイドをご覧下さい。

関連するXファンクション

phm_Cox, weibullfit