メディアン
メディアンフィルタを適用します。
1. imgMedian d:=10;
2. imgMedian d:=5 img:=mat(1) oimg:=mat(2);
入力
int
2
メディアンフィルタが適用される範囲を指定します。この値を2より小さくすることはできません。
Image
<active>
操作する原画像を指定します。デフォルトの入力はアクティブイメージです。
出力
<input>
出力画像を指定します。デフォルトで、出力画像は入力画像と同じです。
この関数は画像にメディアンフィルタを適用します。入力画像の各ピクセルは、それに隣接するピクセルの中央値で置き換えられます。
メディアンフィルタは通常ノイズ除去に使われます。これは特にゴマ塩ノイズやパルスノイズを除去するのに適しています。
例えば、入力画像の真のエッジのような特徴を保持しようとする場合、平均フィルタよりも良い結果が得られます。
この例では、imgMedian 関数を使って、入力画像のノイズを除去します。
元の画像
出力画像
計算には、LEADTOOLS Main APIのL_MedianFilterBitmap() を使用しています。詳細は、LEADTOOLS Main API Version 14 ヘルプファイルを参照し、トピックL_MedianFilterBitmapを読んでください。
LEADTOOLS Main API Help file, Version 14
imgAverage, imgUserfilter