imgGaussian

内容

  1. 1 メニュー情報
  2. 2 概要
  3. 3 コマンドラインでの使用法
  4. 4 変数
  5. 5 説明
  6. 6 サンプル
  7. 7 アルゴリズム
  8. 8 参考文献
  9. 9 関連のXファンクション

メニュー情報

ガウス

概要

ガウスフィルタを適用します。

コマンドラインでの使用法

1. imgGaussian r:=20 img:=mat(1) oimg:=mat(2);

2. imgGaussian r:=10 oimg:=<new>;

変数

表示
変数
I/O

データ型
デフォルト
説明
半径 r

入力

int

5

ガウスフィルタを適用する範囲を指定します。この値を1より小さくすることはできません。

入力イメージ img

入力

Image

<active>

操作する原画像を指定します。デフォルトの入力はアクティブイメージです。

出力イメージ oimg

出力

Image

<input>

出力画像を指定します。デフォルトで、出力画像は入力画像と同じです。

説明

imgGussian 関数は、入力画像にガウスフィルタを適用します。フィルタを適用した画像はぼかされ、入力画像より滑らかになります。

フィルタリングの隣接半径を指定することができます。一般に、より大きな半径は、小さな半径に比べて滑らかな画像を作成します。

サンプル

この例では、 imgGaussian 関数を使って、入力画像をぼかします。

  1. 画像がアクティブな場合、「イメージ:空間フィルタ:平均化」を選択し、Xファンクションのダイアログを開きます。
  2. ダイアログで、下の図のように設定を変更して、OK ボタンをクリックしてXファンクションのimgUserfilterダイアログを開きます。

    新しい画像が作成されます。フィルタがかかった画像です。
Image:imgGaussian_help_English_files_image004.jpg
Image:imgGaussian_help_English_files_image006.jpg

元の画像

出力画像


アルゴリズム

計算には、LEADTOOLS Main APIのL_GaussianFilterBitmap() を使用しています。詳細は、LEADTOOLS Main API Version 14 ヘルプファイルを参照し、トピックL_GaussianFilterBitmapを読んでください。

参考文献

LEADTOOLS Main API Help file, Version 14

関連のXファンクション

imgMedian, imgAverage, imgNoise