dfilterapply


概要

指定した係数を使用してIIRフィルタを適用します

追加の情報

必要なOriginのバージョン:Origin 9.0 SR0これはOrigin Proのみの機能です。

コマンドラインでの使用法

dfilterapply -r 2 iy:=1!(1,2) struct:=0 data:=2!

変数

表示
変数
I/O

データ型
デフォルト
説明
入力 iy

入力

XYRange

<active>

入力信号を指定します。

フィルタ構成 struct

入力

int

0

IIRフィルタの構造型を指定します。

オプションリスト:

  • 0=sos: SOS行列
    構造型を二次セクション(SOS)パラメータ型に指定します。
  • 1=coef:Coefficient
    構造型を分子と分母の係数に指定します。
フィルタモデルデータ data

入力

Range

<unassigned>

フィルタモデルデータを指定します。

フォワード-バックフォワード フィルタリング filtfilt

入力

int

0

入力信号にフォワードとバックワードのフィルタリング両方を実行するか指定します。

出力 oy

出力

XYRange

(<入力>, <新規>)

IIRフィルタでフィルタリングして出力した信号です。

サンプル

このサンプルでは、emg recording.datをOriginにインポートし、Xファンクションdfilterを使ってIIRフィルタを作成して、指定した係数を使ってIIRフィルタを適用する方法を示します。

newbook;
impasc fname:=system.path.program$+"samples\signal processing\emg recording.dat";
dfilter -r 0 iy:=2 sos:=[<input>]<new>;
dfilterapply iy:=1!(1,2) struct:=0 data:=2! oy:=<new>!(<new>,<new>);

関連 X ファンクション

dfilter


キーワード:無限インパルス応答、信号、ノイズ除去