cohere(Pro)

内容

メニュー情報

解析:信号処理:コヒーレンス

概要

コヒーレンスを実行します

追加の情報

これはOrigin Proのみの機能です。

コマンドラインでの使用法

 

1. cohere ix1:=Col(1) ix2:=Col(2);

2. cohere ix1:=Col(1) ix2:=Col(2) win:=bartlett winlen:=32 fftlen:=64 overlap:=0;

3. cohere ix1:=Col(1) ix2:=Col(2) oy:=(Col(3), Col(4));

 

変数

表示名 変数名 I/O

データ型
デフォルト値 説明
入力 ix1

入力

vector

<active>

最初の入力信号を指定します。

入力 ix2

入力

vector

<active>

2番目の入力信号を指定します。

サンプリング間隔 interval

入力

double

1.0

サンプリング間隔を指定します。デフォルトでは<自動>になっていて、自動で間隔を計算します。

FFT長 fftlen

入力

int

256

FFT長を指定します

ウィンドウタイプ win

入力

int

rect

FFTで使用される窓関数を指定します。

オプションリスト

  • rect: 矩形
    矩形ウィンドウ
  • welch:Welch
    Welchウィンドウ
  • tri: 三角
    Triangularウィンドウ
  • bartlett:Bartlett
    Bartlettウィンドウ
  • hanning:Hanning
    Hannウィンドウ
  • hamming:Hamming
    Hammingウィンドウ
  • blackman:Blackman
    Blackmanウィンドウ
  • gauss:Gaussian
    Gaussianウィンドウ
  • kaise:Kaiser
    Kaiserウィンドウ
ウィンドウ長 winlen

入力

int

256

FFTでのウィンドウのサイズを指定します。fftlenより大きくすることはできません。

オーバーラップ overlap

入力

int

128

ウィンドウ区間が重なるデータポイントの数を指定します。winlenより小さい正の値である必要があります。

アルファ値 alpha

入力

double

0

ウィンドウ法がGaussianの場合のみ利用できます。Gaussianウィンドウに対して、アルファパラメータ(標準偏差の逆数)を指定します。

ベータ値 beta

入力

double

0

ウィンドウ法がKaiserの場合のみ利用できます。Kaiserウィンドウに対して、ベータパラメータを指定します。

出力 oy

出力

XYRange

<新規>

出力を指定します。

シンタックスはここをご覧ください。

 

サンプル

1.デフォルトの設定を使ってコヒーレンスを計算するには、アクティブワークシートの1列目と2列目にデータがある場合、次のスクリプトを使用します。

cohere ix1:=Col(1) ix2:=Col(2);

2.事前に保存したテーマファイルを使ってコヒーレンスを実行するには、コヒーレンスダイアログで設定を保存し、以下のスクリプトコマンドに保存したテーマファイル名を入力して実行します。

cohere -t "my coherence theme.oth"

詳細な情報

詳細は、ユーザガイドをご覧下さい。

 

関連のXファンクション

fft1, corr1