ThreeWay-ANOVA
三元配置の分散分析は、主要な影響及び、従属変数の中の3要素に対する全ての組合せ同士の相互作用を検定します。
必要なOriginのバージョン: OriginPro 2016 SR0以降
ワールドバンクから得た公開データがいくつかあります。これには、地域(Asia/Europe/Africa, etc.), 発展途上国索引 (発展途上国/先進国)と年(2000/2005/2010)の3つの要素が含まれます。インターネットユーザーの数にこれらの3つのファクターがどのように影響してくるのか及び、グループ間の明らかな相違があるかどうかを理解したいと考えています。
次に、有効な交互関係を見せるファクターについて調べて行きます。
ANOVA3Way1 シートにある結果は、新しい計算パラメーターを使うことで更新されます。
テーブルから、全ての残差影響は明らかに異なることが分かります。それぞれのグループ間の相違を検出するために、平均比較結果とプロット平均を使うことが出来ます。
ANOVA:平均比較:Bonferroni Testと選択すると、個々の影響のための平均比較テーブルを確認出来ます。これは、グループのメンバー間のペアワイズ比較のための結果シート下側にあるプロット平均と併せて使える便利な機能です。
上の結果から、発展途上国のインターネットユーザーの数は、先進国よりもはるかに少ないことが分かります。
上の結果から、2000年から2010年の間ではインターネットユーザーの数が急増していることがわかります。
上の結果は、
相互関係の平均比較結果から、異なるグループ間のサンプルレベルを比較することが出来ます。次に、関心のある結果を素早く閲覧するための、データフィルタの使い方を紹介します。
col(c)$==col(f)$