補間ガジェット


概要

Originはグラフがアクティブなときに補間ガジェットを使用するとROI(関心のある範囲)ボックスの範囲内で簡単な補間を実行します。ROIボックスを移動すると、補間する範囲を簡単に変更できます。

学習する項目

  • 矩形領域内のデータポイントを簡単に補間する方法
  • 任意のX値から補間されたY値を素早く検索する方法
  • 補間値をスクリプトウィンドウ結果ログ、特定のワークシートに出力する方法

ステップ

このチュートリアルは、チュートリアルデータプロジェクト(<Origin EXE フォルダ>\Samples\TutorialData.opj)と関連しています。

  1. TutorialData.opj を開き、プロジェクトエクスプローラInterpolate Gadget フォルダを開きます。
  2. ワークブックBook1Rで列Aと列Bを選択し、線+シンボルグラフを作図します。

    Interpolation Gadget 01.png

  3. グラフをアクティブにしてから、Originメニューでガジェット:補間を選び、Interpolate: addtool_curve_intepダイアログを開きます。
  4. 補間/補外オプションタブを開きます。方法では3次スプラインを選択し、フィット制限範囲では枠の端まで補間/補外を選択します。

    Interpolation Gadget 02.png

  5. OKボタンをクリックします。すると、グラフに補間曲線が追加されます。そして、補間線の左右両端のY値は矩形領域の上に表示されます。

    Interpolation Gadget 03.png

  6. データ範囲は黄色いROIボックスを移動およびサイズ変更で簡単に変更でき、補間曲線はROIボックスを移動するごとに更新されます。
    三角形ボタンTriangle Button.png をクリックし、プロット群の最大範囲に拡大するをフライアウトメニューから選択し、曲線全体を補間します。

    Interpolation Gadget 04.png

  7. このガジェットは特定のx値からy値の補間値を出力することもできます。三角ボタンTriangle Button.pngをクリックし、X/Yの補間を選択し、XからYを補間ダイアログを表示します。複数のX値を入力して補間ボタンをクリックします。このツールで各X値から補間されたY値を出力します。

    Interpolation Gadget 05.png

  8. 補間されたY値はスクリプトウィンドウ結果ログ、特定のワークシートのいずれかに出力できます。