曲線の交差ガジェット

サマリー

グラフレイヤに複数の曲線がある場合、これらの曲線の交点を計算したい場合があります。Origin 8.6から、交差ガジェットを使用して、グラフ上の入力曲線の交点を計算できます。

必要なOriginのバージョン:Origin 8.6 SR0

学習する項目

このチュートリアルでは、以下の項目について解説します。

  • グラフ上で交差ガジェットを使用
  • 交点にタグを付ける
  • ワークシートに交点を出力

ステップ

このチュートリアルは、チュートリアルデータプロジェクト(<Origin EXE フォルダ>\Samples\TutorialData.opj)と関連しています。

  1. TutorialData.opj を開き、プロジェクトエクスプローラCurve Intersection Gadget フォルダを開きます。
  2. ワークブックBook6BでA~D列を選択して、作図 > 基本の2Dグラフ: 折れ線を選択して折れ線グラフを作図します。
    Curve Intersection Gadget 01-vNext.png
  3. メインメニューからガジェット交差を選択し、ダイアログボックスを開きます。オプションタブを開きます。
  4. オプションタブから交点のラベルのチェックを付け、サイズを15、タイプをY、回転(度)を0とします。
    Curve Intersection Gadget 05-vNext.png
  5. OK ボタンをクリックして、グラフウィンドウに戻ります。黄色のROIボックスが追加されます。
    Curve Intersection Gadget 03.png
  6. ROIボックスの右上にある矢印ボタンTriangle Button.pngをクリックし、コンテキストメニューからプロット群の最大範囲に拡大するを選びます。下図のように、ROIボックスが拡張され、プロット範囲を覆います。
    Curve Intersection Gadget 04.png
  7. ROIボックスの右上にある矢印 ボタン Triangle Button.png をクリックします。コンテキストメニューから設定...を選択し、ダイアログボックスを開きます。出力先タブを開き、結果ワークシート名の右側にあるフライアウトボタンGadget flyout button.pngをクリックして、入力ブック内のシートを選択します。
    Curve Intersection Gadget 06-vNext.png
  8. OK ボタンをクリックして、グラフウィンドウに戻ります。ROIボックスの右上にある矢印ボタンTriangle Button.pngをクリックし、コンテキストメニューから新しい出力を選びます。
  9. 結果は、スクリプトウィンドウに出力されます。再び三角形ボタンTriangle Button.pngをクリックして、メニューからレポートシートに行くを選択します。交点のX、Y座標が結果シートに表示されます。
    Curve Intersection Gadget 07-vNext.png