コンボリューション

サマリー

コンボリューションは信号処理で一般的に使われています。Originは、コンボリューションを計算するために、フーリエ変換を伴うコンボリューション定理を使用しています。

学習する項目

このチュートリアルでは、Originでコンボリューションを行う方法を紹介します。

ステップ

  1. 新しいワークブックを用意します。
  2. サンプルデータ <Origin インスト―ルディレクトリ>\Samples\Signal Processing\Convolution.dat をインポートします。
    SP Tutorial Convolution 1.png
  3. B、C列を選択して、解析:信号処理:コンボリューションを選択し、Signal Processing: convダイアログを開きます。ダイアログでは、B列が信号データ、C列が応答データとしてラベル付けされます。サンプリング間隔はXデータを参照してセットされます。
  4. オプションの項目を開き、コンボリューションの種類に変更し、入力データ範囲外側のデータポイントは範囲内のデータポイントの繰り返しとします。
    SP Tutorial Convolution 2.png
  5. OKをクリックして結果を出力します。
  6. ワークシートで列BとEを選択(Ctrlキーを押しながらクリックをして隣り合わない列を選択できます)し、メニューから作図:線図:折れ線と操作して入力信号と出力信号のグラフを作成します。
    SP Tutorial Convolution 3.png