ワークシートを行列に直接変換

表計算ソフトを使っていると、以下のようにデータ入力している場合があります。

  • 1列目Xデータ値、1行目Yデータ値、2列目からN列目および2行目からM列目までにZデータ値
  • 1列目Yデータ値、1行目Xデータ値、2列目からN列目および2行目からM列目までにZデータ値
Direct Worksheet to Matrix Conversion 01.png

Originの行列では、線形で等間隔なX値線形で等間隔なY値にマッピングされます。上図のような配置で、ワークシートに線形で等間隔なXまたはY座標値が含まれていて、そのデータをOrigin行列に移動したい場合は、ワークシートから行列に直接対応(グリッディングは実行されない)による変換を行うことができます。Z 値を抽出し、7つの設定から1つを使って行列に書き出します。

直接対応による変換を実行するには、

  1. w2mダイアログを、メニューからワークシート行列に変換直接を選択して開きます。
  2. 入力ワークシートデータを指定し、必要に応じて、「変換オプション」リストにある「データフォーマット」ドロップダウンリストから、データを統合する方法を指定します。異なるデータフォーマットに対しては、異なる変換オプションを選択します。

ダイアログオプション

再計算

結果の再計算を操作します。

  • なし
  • 自動
  • 手動

詳細は、こちらを確認してください:分析結果の再計算

入力ワークシート

データの入力範囲です。

範囲制御についてはこちらを確認してください:入力データを指定する

データフォーマット

ソースデータのフォーマットを指定します。

  • 列方向のX
X値が列を横断します。
  • 列方向のY
Y値が列を横断します。
  • X、Yなし
ワークシートにX値やY値がない場合、このオプションを使用します。XとY座標として列と行インデックスが使用されます。
Xデータの場所

X値の位置を指定します。データフォーマット列にわたるXのとき利用可能です。

  • なし
ワークシートにX値がない場合このオプションを使用します。列インデックスがX値として使用されます。
  • 第1データ行
第1データ行がX値の場合このオプションを使用します。
  • 列ラベル
ラベル行にX値がある場合このオプションを使用します。
Yデータの場所

Y値の位置を指定します。データフォーマット列にわたるYのとき利用可能です。

  • なし
ワークシートにY値がない場合このオプションを使用します。列インデックスがY値として使用されます。
  • 第1データ行
第1データ行がY値の場合このオプションを使用します。
  • 列ラベル
ラベル行にY値がある場合このオプションを使用します。
第1列にY値

チェックを付けると最初の列の値が行列のY値となります。

第1列にX値

チェックを付けると最初の列の値が行列のX値となります。

等間隔判定の許容値

等間隔かチェックする許容値です。

座標に対する線形フィットでの予測値を使用

座標に対する線形フィットを使ってチェックします。

欠損値の調整

欠損している行、または、列を取り除くかどうか決定します。

Note:欠損値がある場合、欠損値の調整チェックボックスを選択して、行全体または列全体を取り除きます。Origin行列のX, Y座標は等間隔になります。等間隔の許容値を使って、間隔をチェックする許容値をセットします。変換するデータの上に行がなく、かつ、変換のデータの左に列がないこともあります。

出力

3つの列を指定して、XYZ範囲を出力します。X、Y、Zデータを異なるシートやブックに出力することもできます。

範囲制御についてはこちらを確認してください:結果の出力