カスタムボタングループを作成すると、作成したボタングループを簡単に他のOriginユーザと共有することができます。これは、カスタムファイルをOPXという拡張子を持つ特別なファイルにエクスポートして、そのファイルをOriginユーザに送付することで行うことができます。(Origin8より前のバージョンのOriginにはOPXファイルをインストールすることができません。) 例えば、Originを使ってXファンクションを作成し、このXファンクションを使うためのボタンをボタングループで作成したら、ボタングループとそれに関連するファイルを他のOriginユーザと共有することができます。
OPXファイルのインストールは簡単です。 OriginユーザはOPXファイルを単にタスクバー上のOriginプログラムボタンまたはOriginウィンドウにドラッグするだけです(または、OPXファイルをダブルクリックすることもできます)。カスタムファイルは自動的に適切な位置に展開されます。
OPXァイルにエクスポートするカスタムボタングループを作成する時には、ユーザファイルフォルダの中にサブフォルダを作成し、そこにボタングループの設定ファイル、ビットマップファイル、スクリプトファイル、他のサポートファイルを保存することをお勧めします。 他のOriginユーザが、そのOPXファイルをインストールする時に、ユーザファイルフォルダ内に、同じサブフォルダが自動的に作成されます。そして、このサブフォルダ内に、カスタムボタングループに関するファイルがコピーされます。この方法でOriginサブフォルダを使用すれば、自分で作成したファイルとOriginのファイルを分けておくことができます。これは、ユーザがたくさんのOPKファイルをインストールする場合に、特に役に立ちます。
カスタムボタングループ(またはユーザ定義のボタングループ)をOPXファイルにエクスポートするには
*Note: ファイル名の拡張子は、OPXでなければなりません。Originが自動的に拡張子を付けますので、この拡張子を入力する必要はありません。OPXでない拡張子を入力すると、その後に、OPXが付加されます。