メニューとツールバーを変更することにより、Originで独自のワークスペースをカスタマイズすることができます。Xファンクションを作成し適正なカテゴリーを設定すると、メニュー項目に呼応したXファンクションが現れます。また、独自の関数を実行するにはカスタムメニューオーガナイザーを使うこともできます。
Xファンクションに関してはOriginはテーマを提供しており、特定の分析設定を保存して分析ダイアログやスクリプトに呼び出すことができます。分析レポートの出力後、再計算オプションでソースデータ上の変更を探し、使った関数を呼び出して結果を再計算することができます。この機能を使って、ソースデータと同じワークブックにレポートを出力でき、ワークブックを分析テンプレートとして保存できます。そして、別のデータをインポートすることにより、この分析テンプレートを再利用できます。
高度なユーザーの皆様にはLabTalkスクリプトやOrigin Cといったプログラミング言語を提供し、 さらなるカスタマイズが可能です。この章では、ワークスペースのカスタマイズと自動分析の実行に関して説明しています。