複数曲線の平均

avecurves Xファンクションを使って、複数曲線(XYデータ)を平均し、1つの曲線を作成できます。このXファンクションには、平均する時に曲線のX値を計算する方法や等間隔のX値を指定する方法などのオプションがあります。

以下は線形補間で平均するサンプルです。

// 既存のスクリプト 'loadDSC.ogs' を使ってサンプルデータをロード
string fpath$ = "Samples\LabTalk Script Examples\LoadDSC.ogs";
string LoadPath$=system.path.program$ + fpath$;
// データが適切にロードされない場合、スクリプトの実行を止める
if(!run.section(%(LoadPath$), Main, 0)) break 1;
// データがアクティブワークブックにロードされる
// アクティブワークブックの名前を取得、%H はアクティブワークブックを指す
string dscBook$=%H;  
 
// 線形補間を使ってすべてのデータの平均を実行
avecurves iy:=[dscBook$](1:end)!(1,2) 
          rd:=[<input>]<new name:="Averaged Data">!  
          method:=ave 
          interp:=linear;

平均したら、データと結果をプロットできます。

//  plotxy Xファンクションを使って、すべてのデータと平均曲線をプロット
plotxy [dscBook$](1:end)!(1,2) plot:=200;