wcellgraph

内容

  1. 1 概要
  2. 2 追加の情報
  3. 3 コマンドラインでの使用法
  4. 4 変数
    1. 4.1 settings
  5. 5 説明
  6. 6 サンプル
  7. 7 関連のXファンクション

概要

ワークシートに埋め込んだグラフを修正します。

追加の情報

必要なOriginのバージョン:8.6

コマンドラインでの使用法

wcellgraph irng:=[Book1]Sheet1!1[2] settings.resizecell:=1;

変数

表示
変数
I/O

データ型
デフォルト
説明
参照セル irng

入力

Range

<active>

埋め込みグラフのセルを選択します。
グラフのセルの設定 settings

入力

TreeNode

<unassigned>

埋め込みグラフの設定を指定します。詳細については、settings をご覧ください。


settings

settings ツリーノードは埋め込みグラフのプロパティを指定することができます。

シンタックス:settings.Treenode:= <value>

例:

settings.display:=0
ツリーノード ラベル データ型 デフォルト
説明
display 表示キャッシュ

入力

int

0

表示キャッシュの方法を指定します。

オプションリスト:

  • Enhanced Metafile (ベクター)
    EMF形式で埋め込みグラフを表示します。
  • Bitmap (1)
    BMP形式で挿入したグラフを表示します。
cache ページ内のキャッシュ

入力

int

0

ワークシートページに埋め込みグラフをキャッシュするか(1) しないか (0) を指定します。チェックが付いていると、埋め込みグラフの再描画のスピードが強化されます。
resizecell セルのリサイズ

入力

int

0

埋め込みまたはリンクしたグラフに合うようにワークシートのセルの大きさを変更するか(1)しないか(0)を指定します。
keepAspect 縦横比を維持

入力

int

0

グラフの縦横比を維持するか(1)しないか(0)を指定します。
axes 軸と凡例の非表示

入力

int

0

ワークシートセルにグラフを表示したときにグラフの軸および凡例を非表示にするか(1)しないか(0)を指定します。
label テキストラベルを非表示

入力

int

0

ワークシートセルにグラフを表示したときにグラフ上のテキストラベルを非表示にするか(1)しないか(0)を指定します。

説明

これはワークシートに埋め込みのグラフのプロパティを修正するのに使用します。

サンプル

  1. プロジェクトファイル \Samples\Samples.opjを開きます。
  2. 3Dおよび等高線 シートをアクティブにします。
  3. 次のスクリプトを実行します。
wcellgraph irng:=[Book2]"3D and Contour"!1[2] settings.axes:=1;

2行1列のグラフの軸が非表示になります。入力範囲が完全に指定されているので、3Dおよび等高線シートは動作するスクリプトに対して順にアクティブにする必要はありません。

関連するXファンクション

insertGraph