mCrop

内容

  1. 1 概要
  2. 2 追加の情報
  3. 3 コマンドラインでの使用法
  4. 4 変数
  5. 5 説明
  6. 6 サンプル

概要

行列を矩形の領域でトリミングします。

追加の情報

必要なOriginのバージョン:8.0 SR5, 8.5.1 で更新

コマンドラインでの使用法

1. mCrop x:=60 y:=40 w:=200 h:=100;

2. mCrop x:=10 y:=10 w:=50 h:=50 om:=[<input>]<new name:=Cropped>;

変数

表示
変数
I/O

データ型
デフォルト
説明
x

入力

int

1

維持する矩形の左上角のX座標(ピクセル単位)を指定します。
y

入力

int

1

維持する矩形の左上角のY座標(ピクセル単位)を指定します。
w

入力

int

<自動>

維持する矩形領域の幅(ピクセル単位)を指定します。
高さ h

入力

int

<自動>

維持する矩形領域の高さ(ピクセル単位)を指定します。
入力行列 im

入力

MatrixObject

<active>

操作する行列を指定します。デフォルトの入力はアクティブな行列です。
出力行列 om

出力

MatrixObject

<input>

出力する行列を指定します。デフォルトで、出力画像は入力画像と同じです。

シンタックスについては ここをご覧ください。

説明

この関数は画像を切り取ります。

行列がイメージモードの場合、プロット操作・オブジェクト作成ツールバーの Image:Mcrop_Button.png ボタンで矩形をドラッグし、右クリックして切り出します。

また、画像を切り出すXファンクションダイアログを開くこともできます。(例えば、mcrop -d;)

サンプル

  1. ファイル:インポート:イメージ... を選択し、<Origin インストールフォルダ>\Samples\Image Processing and Analysis\cell.jpgファイルをインポートします。
  2. プロット操作・オブジェクト作成ツールバーの Image:Mcrop_Button.png をクリックし、画像の上をドラッグして矩形を得ます。
  3. 右クリックして、切り出しを選び、画像を切り出します。

    Image:Crop_An_Image.png

    別の方法としては、次のスクリプトを実行して画像を切り出すこともできます。
    mcrop 322 62 224 188;