imgRGBsplit

内容

  1. 1 メニュー情報
  2. 2 概要
  3. 3 追加の情報
  4. 4 コマンドラインでの使用法
  5. 5 変数
  6. 6 説明
  7. 7 サンプル
  8. 8 アルゴリズム
  9. 9 関連のXファンクション

メニュー情報

RGB分解

概要

カラー画像を別々のR、G、Bチャネルに分解します。

追加の情報

これはOriginProのみの機能です。

コマンドラインでの使用法

1. imgRGBsplit img:=[Mbook1]Msheet1!Mat(1);

2. imgRGBsplit img:=mat(1) r:=mat(2) g:=mat(3) b:=mat(4) colorize:=1;

変数

表示
変数
I/O

データ型
デフォルト
説明
入力イメージ img

入力

Image

<active>

操作する原画像を指定します。デフォルトの入力はアクティブイメージです。

R画像 r

出力

Image

<新規>

Rチャネルへの出力画像を指定します。デフォルトで、redという名前の画像が使われます。

G画像 g

出力

Image

<新規>

Gチャネルへの出力画像を指定します。デフォルトで、greenという名前の画像が使われます。

B画像 b

出力

Image

<新規>

Bチャネルへの出力画像を指定します。デフォルトで、blueという名前の画像が使われます。

カラー化 colorize

入力

int

0

出力画像に色を付けるかどうか指定します。それが1にセットされていると、パレットを使って出力画像に色が付けられます。

説明

 imgRGBsplit 関数は、入力カラー画像を赤、緑、青のチャネルに分解し、それぞれの色チャネルを分析、処理できるようにします。

サンプル

このサンプルでは、 imgRGBSplit 関数は、入力画像の赤、緑、青チャネルを分解します。

  1. 入力画像をアクティブにして、「イメージ:変換:RGB分解」を選択します。これはXファンクションのダイアログを開きます。
  2. Xファンクションダイアログで、下の図のように設定を変更して、OK ボタンをクリックしてダイアログを閉じます。

    3つの新しい画像が作成されます。それらは入力画像に対するチャネルの画像です。

入力画像

Image:imgRGBsplit_help_English_files_image004.jpg

Rチャネル画像

Image:imgRGBsplit_help_English_files_image006.jpg

Gチャネル画像

Image:imgRGBsplit_help_English_files_image008.jpg

Bチャネル画像

Image:imgRGBsplit_help_English_files_image010.jpg


アルゴリズム

Originでは、カラー画像の各ピクセルは、赤、緑、青のコンポーネントで表されます。色チャネルを分解するには、各チャネルのコンポーネントを別々にします。

チャネル画像のカラー化を選択すると、チャネル画像に擬似的な色を適用します。

関連のXファンクション

imgRGBmerge, imgPalette