imgBinary

内容

  1. 1 メニュー情報
  2. 2 概要
  3. 3 コマンドラインでの使用法
  4. 4 変数
  5. 5 説明
  6. 6 サンプル
  7. 7 アルゴリズム
  8. 8 参考文献
  9. 9 関連のXファンクション

メニュー情報

バイナリ

概要

バイナリへ変換

コマンドラインでの使用法

1. imgBinary t1:=30 t2:=160 c:=red oimg:=mat(2);

2. imgBinary img:=[Mbook1]Msheet1!Mat(1) oimg:=<new>;

変数

表示
変数
I/O

データ型
デフォルト
説明
入力イメージ img

入力

Image

<active>

操作する画像を指定します。デフォルトの入力はアクティブイメージです。

下側 t1

入力

int

 

検出する最も小さい強度 有効な値の範囲は 0 から 255です。

上側 t2

入力

int

 

検出する最も大きい強度を指定します。有効な値の範囲は 0 から 255です。

チャネル c

入力

int

RGB

処理するカラーチャネルを指定します。
オプションリスト

  • RGB:RGB
    RGBチャネル
  • red:赤
    赤チャネルのみ
  • green:緑
    緑チャネルのみ
  • blue:青
    青チャネルのみ
出力イメージ oimg

出力

Image

<input>

出力画像を指定します。デフォルトで、出力画像は入力画像と同じです。

説明

このXファンクションは、しきい値を使って画像ピクセルを分け、入力画像をバイナリ画像に変換します。変数 Low およびHighを使って、しきい値を定義できます。 Low 変数よりも小さい強度を持つピクセルと High 変数よりも大きい強度を持つピクセルが0にセットされ、黒色で表示されます。他のピクセルはホワイトカラーにセットされます。

サンプル

このサンプルでは、 imgBinary 関数を使って、入力画像をバイナリ画像に変換します。

  1. 入力画像をアクティブにして、「イメージ:変換:バイナリ」を選択します。これはXファンクションのダイアログを開きます。
  2. Xファンクションダイアログで、下の図のように設定を変更して、OK ボタンをクリックしてダイアログを閉じます。

    新しい画像が作成されます。それが単色であることが分かります。

元の画像

出力画像


アルゴリズム

計算には、LEADTOOLS Main APIのL_IntensityDetectBitmap() を使用しています。詳細は、LEADTOOLS Main API Version 14 ヘルプファイルを参照し、トピックL_IntensityDetectBitmapを読んでください。

参考文献

LEADTOOLS Main API Help file, Version 14

関連のXファンクション

imgAutoBinary, imgDynamicBinary, imgC2gray