imgAutoLevel

内容

  1. 1 メニュー情報
  2. 2 概要
  3. 3 コマンドラインでの使用法
  4. 4 変数
  5. 5 説明
  6. 6 サンプル
  7. 7 アルゴリズム
  8. 8 参考文献
  9. 9 関連のXファンクション

メニュー情報

自動レベル

概要

画像に自動レベルを適用

コマンドラインでの使用法

1. imgAutoLevel auto:=intensity;

2. imgAutoLevel img:=[Mbook1]Msheet1!Mat(1) auto:=contrast oimg:=<new>;

変数

表示
変数
I/O

データ型
デフォルト
説明
入力イメージ img

入力

Image

<active>

操作する画像を指定します。デフォルトの入力はアクティブ画像です。

自動レベル auto

入力

int

level

レベリング法を指定します。
オプションリスト

  • L:水準
    個々のRGBチャネルのレベリングを実行します。個々のRGBチャネルを独立したものとして取り扱います。これにより画像に色かぶりが発生します。
  • C:コントラスト
    マスターチャネルのレベリングを実行します。(ピクセルのグレースケール値) 色かぶりは発生しません。
  • I:強度
    RGBチャネル(RGBチャネルの合計)のレベリングを実行します。色かぶりは発生しません。
出力イメージ oimg

出力

Image

<input>

出力画像を指定します。デフォルトで、入力画像と同じです。

カラーレベル cl

出力

ReportData

<新規>

レベルレポートを指定します。

説明

imgAutolevel 関数は、画像に自動レベリングを適用します。これは、は暗い値をより暗く、明るい値をより明るくします。この関数は自動的に画像の暗い部分と明るい部分を0.5%拡大します。これは、画像のヒストグラムや色分布ベースのアルゴリズムを使って、コントラストや色強度を強調します。

imgLevel 関数は、入力画像から切り出して、画像へレベルを適用するため、白黒のピクセルの割合をパーセントで変更できます。

サンプル

この例では、 imgAutoLevel 関数を使って、入力画像のコントラストを増加します。

入力画像はアクティブなときに、「イメージ:調整:自動レベル:コントラスト」を選択します。Xファンクションが適用され、画像が変わります。コントラストが以前よりも改善したことがわかります。

Image:imgAutoLevel_help_English_files_image002.jpg

Image:imgAutoLevel_help_English_files_image004.jpg

元の画像

出力画像


アルゴリズム

自動レベルが適用されると、入力画像の黒いピクセルの0.5%と白いピクセルの0.5%が切り取られます。計算には、LEADTOOLS Main APIのL_AutoColorLevelBitmap()を使用しています。詳細は、LEADTOOLS Main API Version 14 ヘルプファイルを参照し、トピックL_AutoColorLevelBitmapを読んでください。

参考文献

LEADTOOLS Main API Help file, Version 14

関連のXファンクション

imgLevel, imgColorlevel