fitMR

内容

概要

LabTalkを使った複数の線形回帰です。

追加の情報

すべての機能を利用するために必要なOriginのバージョン:Origin 9.0

このXファンクションは、自動GetNダイアログには対応していません。

コマンドラインでの使用法

fitmr dep:=col(D) indep:=col(A):col(C) mrtree:=tr odep:=col(E);

変数

表示
変数
I/O

データ型
デフォルト
説明
従属データ dep

入力

vector

<unassigned>
従属変数データ範囲を指定します。
独立データ indep

入力

Range

<unassigned>
独立変数データ範囲を指定すると、複数の従属データ範囲が指定されます。連続した範囲に対しては、列1から3に対して(1:3) のようにコロン(:)表記を使います。不連続の範囲に対しては、(1,3,5)のようにカンマ(,)を使用します。
固定切片 fixint

入力

int

0
1をセットし複数の線形回帰での切片を固定にします。
切片固定の位置 intercept

入力

double

0
切片固定の値を指定します。 fixint が 0の場合、これは無視されます。
MR Tree mrtree

出力

TreeNode

mrt
複数の線形回帰の結果を保持するツリー変数
フィット値 odep

出力

vector

<optional>
従属変数のフィット値を出力する範囲を指定します。

説明

このXファンクションはLabTalkを使用して複数の線形回帰を実行します。

実行後、ツリー変数には以下の項目が含まれます。
v# = mrt.v1, mrt.v2, mrt.v3 のように数字が増えるフィット変数値
e# = 標準誤差
p# = Prob > |t| 値
t# = t値
numX = 独立変数の数
npts = フィットポイントの数
dof = 自由度
ReducedChiSqr = 補正カイ二乗
SSE = 誤差の平方和
Rvalue = R値
cod = R二乗(COD)
adrsq = 補正R二乗
rmse = Root-MSE (SD)
NormRes = 残差のノルム
pvalue = Prob>F
fvalue = F値
MSE = 平均平方誤差
MSR = モデル平均平方
SSR = モデル平方和
SST = 平方和の合計

サンプル

他のサンプルについては、XFスクリプトダイアログ(F11を押す)をご覧下さい。

アルゴリズム

ユーザガイドの複数回帰の結果をご覧ください。