cvResize


メニュー情報

サイズ変更...

概要

画像のサイズを変更

追加の情報

必要なOriginのバージョン: Origin 2022

コマンドラインでの使用法

1. cvresize width:=100;

2. cvresize width:=50 height:=50;

3. cvresize interp:=cubic w:=500 h:=437;

Xファンクションの実行オプション

スクリプトからXファンクションにアクセスする場合、追加のオプションスイッチについてのページを参照してください。

変数

表示
変数
I/O

データ型
デフォルト
説明
入力画像 img

入力/出力

ImageLayer

<active>
サイズ変更する画像を選択します。動画はサポートされていません。
縦横比を維持 aspect

入力

int

1
このチェックボックスにチェックを付けると、元の画像の縦横比を維持します。
w

入力

int

0
サイズ変更後の画像の幅を指定します。縦横比を維持にチェックがついている場合、対応して高さの値が更新されます。
高さ h

入力

int

0
サイズ変更後の画像の高さを指定します。縦横比を維持にチェックがついている場合、対応しての値が更新されます。
倍率 f

入力

double

1
指定した倍率で画像(高さとも)をサイズ変更します。
補間の手法 interp

入力

int

1
画像のサイズ変更時に使用する補間手法を指定します。オプションリスト:
  • near:最近傍(0)
最近傍補間を使って画像のサイズを変更します。
  • linear:Bilinear(共一次補間)(1)
バイリニア(Bilinear)補間と平均化を使用して、高品質の画像を生成します。通常、画像を拡大する際に使用されます。
  • cubic:Bicubic(共三次補間)(2)
バイキュービック(Bicubic)補間と平均化を使用して、高品質の画像を生成します。Bilinearよりも低速ですが、より高画質になります。通常、画像を拡大する際に使用されます。
  • area:ピクセル領域の関係(3)
ピクセル領域の関係を使用して、画像のサイズを変更します。通常、画像を縮小する際に使用されます。
  • lanczos:Lanczos(4)
Lanczos補間を使って画像のサイズを変更します。サイズ変更した画像が範囲外の値である可能性があります。

説明

このXファンクションは、指定された補間方法を使って、画像のサイズを設定された高さと幅に変更するために使用されます。

サンプル

サンプル 1.Lanczos補間を使用して画像のサイズを変更

  1. イメージウィンドウがアクティブな状態で、メニューからイメージ: サイズ変更...を選択します。
  2. ダイアログで、下図のように設定して、OKをクリックし、ダイアログを閉じます。
    Resize Dialog.png

元画像の半分のサイズに変更されます。

アルゴリズム

計算には、OpenCVメインAPIの関数を使用します。OpenCVメインAPIヘルプファイルVersion 2.4.11.0を参照し、imgprocを確認してください。画像処理のトピックです。

参考文献

OpenCV Main API Help file, Version 2.4.11.0

関連 X ファンクション

ImgResize, CvSetXY