Excelインポートのツリーノードに関する詳細

オプション

オプションツリーは、 impExcel Xファンクションのインポートオプションを全て指定します。

シンタックス:Options..SubTree.Treenode:=<value>

例:Options.Names.FNameToSht:=1


ワークシート/ブックの名前を付ける/変更する

オプションツリーのワークシート/ブックの名前を付ける/変更するブランチはワークシートとワークブックの名づけについて指定します。

シンタックス:Options.Names.Treenode:= <value>

例:
ファイル名の一部でワークシート名を変更する:
Options.Names.FNameToSht:=1
Options.Names.FNameToShtFrom:=1
Options.Names.FNameToShtTo:=4


ツリーノード ラベル データ型 デフォルト 説明
AutoNames ファイル名による自動名前変更 int 0 チェックが付いていると、Originはデフォルト設定を使って、ワークシートとワークブックの名前を変更します。
  • ファイル名全体(拡張子を含む)をワークシート名として使用します。
  • ワークブックが空の場合またはインポートモードが既存データの置き換えの場合、ファイル名全体(拡張子を含む)をワークブック名として使用します。
FNameToBk ブック名を(部分)ファイル名に変更する int 1 これにチェックが付いていると、ワークブック名にファイル名の一部を使います。
FNameToBkFrom 短縮開始位置 int 1 ブック名の開始位置
FNameToBkTo 短縮終了位置 int 0 ブック名の終了位置
FNameToBkLnOnly ブックのロングネームのみを変更する int 0 これにチェックを付けると、ブックのロングネームのみ名前を変更します。
FPathToBk ブック名の変更時にファイルパスを含める int 0 ファイルパスをワークブック名に含めるかどうかを指定します。
FNameToBkComm ワークブックコメントにファイル名を追加 int 1 ワークブックコメントにファイル名を追加するかどうか指定します。
FPathToComm ファイル名の追加の際にパスを含める int 1 これにチェックが付いていると、ワークブックのコメントとコメント行にインポートファイルパスが追加されます。
Note:

Origin8.6以降、マイナス値(-)が短縮開始位置短縮終了位置に追加されました。これは、ファイル名の最後の文字からカウントするためです。これはファイル拡張子を除くために使用できます。例えば、sample.xlsという名前のASCIIファイルをインポートする場合、設定として拡張子「.xls」を切り取るように指定する事もできます。

短縮開始位置:1
短縮終了位置:-4


スクリプト

オプションツリーのスクリプトは、ファイルがインポートされた後に実行するLabTalkスクリプトを指定します。

シンタックス:Options.Script.Treenode:= <string>

例:
//各ファイルをインポートした後に2列目をプロット:
Options.Script.RunScriptAfterEachImport:="plotxy 2;";

//全てのファイルがインポートされたときに、ワークブック内の全てのシートをループして、列1から4の最初の500行を削除する
Options.Script.RunScriptAfterAllImport:=" doc -ef W { doc -e LW { range aa =1[1]:4[500]; del aa;}}";


ツリーノード ラベル データ型 デフォルト 説明
RunScriptAfterEachImport それぞれのファイルインポート後のスクリプト string "?" 各ファイルインポート後に実行されるLabTalkスクリプトを指定します。
RunScriptAfterAllImport 全てのファイルインポート後のスクリプト string "?" 全ファイルがインポートされた後に実行されるLabTalkスクリプトを指定します。