EPインポートのツリーノードに関する詳細

オプション

オプションツリーは、impEP Xファンクションのインポートオプションを全て指定します。

シンタックス: Options.Treenode:=<value>

サンプル: Options.FirstMode :=3 // 第1ファイルのためのインポートモードを指定


ツリーノード ラベル データ型 デフォルト 説明
FirstMode 第1ファイルインポートモード int 0 1番目のファイルのインポートモードを指定します。 以下のオプションがあります。
  • 0: 既存データの置き換え
    目的のウィンドウに存在するデータは消去します。新しいデータがその中にインポートされます。
  • 3: ブックを新たに作って読み込む
    インポートする各ファイルに対して新しいブックを作成します。
  • 4: シートを新たに作って読み込む
    インポートするファイルに対して新しいシートを作成します。
  • 1: 列を追加して読み込む
    目的のウィンドウに新しい列を追加し、新しい列にデータをインポートします。
モード 複数ファイル(1番目を除く)のインポートモード int 4 1番目以外のファイルに対してリストからインポートモードを指定します。以下のオプションがあります。
  • 3: ブックを新たに作って読み込む
    インポートする各ファイルに対して新しいブックを作成します。
  • 4: シートを新たに作って読み込む
    インポートするファイルに対して新しいシートを作成します。
  • 1: 列を追加して読み込む
    目的のウィンドウに新しい列を追加し、新しい列にデータをインポートします。
bSaveFileInfo ワークブック中のファイル情報を保存 int 1 選択されている場合、ワークブックにファイルの情報が保存されます。選択されていない場合、ファイル情報は保存されず、再インポート機能は使用できません。



ワークシート/ブックの名前を付ける/変更する

オプションツリーのワークシート/ブックの名前を付ける/変更するブランチはワークシートとワークブックの名づけについて指定します。

シンタックス: Options.Names.Treenode:= <value>

サンプル:
//部分ファイル名をワークシート名にする
Options.Names.FNameToSht:=1
Options.Names.FNameToShtFrom:=1
Options.Names.FNameToShtTo:=4


ツリーノード ラベル データ型 デフォルト 説明
AutoNames ファイル名による自動名前変更 int 0 チェックが付いていると、Originはデフォルト設定を使って、ワークシートとワークブックの名前を変更します。
  • ファイル名全体(拡張子を含む)をワークシート名として使用
  • ワークブックが空の場合またはインポートモードが既存データの置き換えの場合、ファイル名全体(拡張子を含む)をワークブック名として使用。
FNameToSht シート名を(部分)ファイル名に変更する int 1 これにチェックが付いていると、ワークシート名にファイル名の一部を使います。
FNameToShtFrom ファイル名の短縮(開始位置) int 1 ブック名の開始位置
FNameToShtTo ファイル名の短縮(終了位置) int 0 ブック名の終了位置
FNameToBk ブック名を(部分)ファイル名に変更する int 1 これにチェックが付いていると、ワークブック名にファイル名の一部を使います。
FNameToBkFrom ファイル名の短縮(開始位置) int 1 ブック名の開始位置
FNameToBkTo ファイル名の短縮(終了位置) int 0 ブック名の終了位置
FNameToBkLnOnly ブックのロングネームのみを変更する int 0 これにチェックを付けると、ブックのロングネームのみ名前を変更します。
FPathToBk ブック名の変更時にファイルパスを含める int 0 ファイルパスをワークブック名に含めるかどうかを指定します。
FNameToBkComm ワークブックコメントにファイル名を追加 int 1 ワークブックコメントにファイル名を追加するかどうか指定します。
FNameToColComm 列コメントにファイル名を追加 int 0 ワークブックコメントにファイル名を追加するかどうか指定します。
FPathToComm ファイル名の追加の際にパスを含める int 1 これにチェックが付いていると、ワークブックのコメントとコメント行にインポートファイルパスが追加されます。
Notes:

Origin8.6以降、マイナス値(-)がFNameToBkFromFNameToBkTo に追加されました。これは、ファイル名の最後の文字からカウントするためです。ワークブックの名前を変更する場合、ファイルの拡張子をトリミングする際にも使用できます。例えば、sample.epaという名前のEarthProbeデータファイルをインポートする場合、以下のように拡張子「.epa」をトリミングする設定に指定する事ができます。

Options.Names.FNameToBkFrom:=1
Options.Names.FNameToBkTo:=-4