縦棒の極座標グラフ


サマリー

極座標グラフを作図すると、Originのデフォルトでは折れ線グラフを作図します。しかし、この作図形式は縦棒/横棒に変更することができるので、縦棒の極座標グラフとして作図することができます。
Tutorial Polar with Column 01.png

学習する項目

このチュートリアルでは、以下の項目について解説します。

  • 縦棒の極座標グラフの作図する
  • データセットを使用して棒の幅を制御する
  • 軸を編集する

ステップ

  1. ヘルプ: ラーニングセンター メニューを選択、または キーボードのF11 キーを押して、ラーニングセンターを開きます。グラフサンプルを選択し、カテゴリーのドロップダウンリストから極座標グラフを選択します。グラフサンプルをダブルクリックして、「Polar Chart - Polar Contour from Matrix」を開きます。
    Tutorial Polar with Column 00.png
    このチュートリアルは、チュートリアルデータプロジェクト<Origin EXE フォルダ>\Samples\TutorialData.opjColumn and Stack Column フォルダと関連しています。
  2. ワークブックBook18をアクティブにします。列Bを選択して、作図:特殊グラフ:θr極座標グラフを選択して極座標グラフを作成します。凡例オブジェクトをクリックし、これを削除します。
  3. 折れ線グラフをクリックし、ミニツールバーを表示させます。プロットを変更ボタンPopup Change Plot to.pngをクリックし、縦棒/横棒を選択します。これで折れ線グラフを棒グラフに変更されます。
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  4. グラフ内の棒をどれかクリックし、ミニツールバーを表示させます。塗り色ボタンPopup Fill Color.pngをクリックし、カラーチューザーを開きます。カラーチューザーで、ポイント毎タブを選択し、カラーオプションマップ:Col(D)に設定します。これにより、データシートのD列の値を参照したカラーマップにより、棒の色が設定されます。
    Tutorial Polar with Column 02b.png
  5. グラフの棒をダブルクリックして、作図の詳細ダイアログを開きます。
    • パターンタブで、透過率70%、境界の2に設定します。
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    • 棒の間隔タブで、幅(%)のドロップダウンメニューからCol(C): "Size"を選択し、倍率では8を入力します。すると、列Cの値を参照してそれぞれの棒の幅が制御されます。
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    • カラーマップタブで、レベルヘッダをクリックします。レベルの設定ダイアログで、レベルを0から1に、増分0.2に設定します。
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    OKをクリックして、作図の詳細ダイアログボックスを閉じます。
  6. ここから角度軸の編集を行います。
    • 軸(角度または放射)をダブルクリックして、ダイアログボックスを開きます。角度のノードにあるスケールタブを開き、主目盛45に、含目盛2に設定します。
    • 角度-外部ノードにある目盛ラベルフォーマットタブを開きます。太字のチェックボックスにチェックを入れます。
    • 角度のノードにあるグリッドタブを開き、主グリッド線スタイル破線に変更します。
    • 角度-外部のノードにある軸と軸目盛タブを開きます。太さ1.5に変更します。
  7. ダイアログで、このグラフの放射軸を変更することができます。
    • ダイアログ右上の放射軸設定ボタンRadial Axes Configuration button.pngをクリックして、ダイアログをひらきます 。このダイアログで、ドロップダウンリストの角度リストから 0 90 180 270を選択します。
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    • 放射ノードにあるスケールタブを開きます。スケールを0から1に変更します。
    • 目盛ラベルタブのフォーマットタブを開きます。
      • 放射 - 内部1を選択して、サイズ12変更し、太字ボックスにチェックを入れ、回転 (度)0に設定します。
      • 放射 - 内部2を選択して、サイズ12に変更し、太字ボックスにチェックを入れます。
      • 放射 - 内部3放射 - 内部4の両方を選択し、表示のチェックを外します。
    • 放射 - 内部1ノードの目盛ラベルにある表示タブを開きます。表示ドロップダウンリストにあるカスタムを選択して、カスタムフォーマットのテキストボックスに.2*を入力します。
    • タイトルタブを開き、放射軸ノードの全てを選択します。表示チェックボックスのチェックを外します。
    • 放射ノードにあるグリッドタブを開きます。 副目盛にある表示のチェックボックスをのチェックを外します。OK をクリックして設定を適用し、ダイアログボックスを閉じます。
    • 軸と軸目盛のタブを開き、全ての放射軸を選択します。太さ1.5に変更します。スタイル内側と外側に、主目盛副目盛の両方の長さ5に設定します。
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    • 放射 - 内側1にある特別な軸刻みのタブを開き、軸の開始の値を表示に、軸の終わりの値を非表示に設定します。放射-内部2を選択して、軸の開始軸の終わりの両方の値を非表示に設定します。OKをクリックしてこの設定を適用して、ダイアログを閉じます。
  8. 挿入: 新規の色スケールを選択して、色スケールの凡例を追加します。色スケールの凡例を編集するには、色スケールをクリックし、ミニツールバーを開きます。
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    • 両端のレベルを表示するボタンPopup Show head and Tail Levels.pngをクリックし、両端のレベルを非表示にします。
    • 小数点以下の桁数ボタンPopup Decimal Places.pngをクリックし、ドロップダウンリストから1を選択します。すると小数点以下の桁数が1桁に設定されます。
    • 分割レイアウトボタンPopup Separate Layout.pngをクリックし、カラーブロックを分割して表示させます。
  9. アンチエイリアシングの有効化/無効化ボタンButton Enable Anti-Aliasing.pngをクリックします。極座標グラフは以下のように編集されました。
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