単一ASCII


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概要

メニューのデータ:ファイルに接続:Text/CSVを使用すると、データ列が順序正しく区切られていて、ヘッダ行が少ない(ファイルに対する短い説明と各列に対する名前や単位程度)のASCIIファイルをインポートすることができます。

学習する項目

このチュートリアルでは、データコネクタを使用したASCIIファイルのインポートについて説明します。

ステップ

Originメインメニューよりヘルプ:フォルダを開く:サンプルフォルダを選択し、WindowsエクスプローラでOriginプログラムフォルダにあるサンプルフォルダを開きます(デフォルトではProgram Filesフォルダにインストールされます)。\Import and Export サブフォルダを開きます。Windowsのメモ帳を使って、S15-125-03.datファイルを開いてみましょう。このファイルにヘッダ行とデータ行があることが分かります。単一ASCIIファイルでは、Originのデータコネクタはヘッダ/サブヘッダを自動検出し、この情報をロングネーム単位などのワークシート列ヘッダに抽出することができます。


Tutorial Import 001.png

Note: ヘッダ行は、データの一部ではなく、データとは異なる区切り文字を使用しているテキスト行です。サブヘッダ行もデータの一部ではありませんが、データと同じ区切り文字を使用しており、データ列に対応しています。


このファイルをインポートするには

  1. メインメニューからデータ:ファイルに接続:Text/CSV を選びます。開かれたダイアログで \<Originプログラムフォルダ>\Samples\Import and Exportを開き、S15-125-03.datを選択します。

  2. このファイルをダブルクリックする、もしくは開くボタンをクリックしてインポートオプションダイアログを開きます。このダイアログでは、ファイルのインポート方法の設定を表示および指定することができます。

  3. デフォルトでは、Originはサブヘッダ行を自動検出し、データはサブヘッダからインポートされます。この例では、Originは自動的に最初の行を、列のロングネームとして
    Time Delta Temperature Magnetic Field Position
    2番目の行を単位として
    (sec) (K) (Oe) (mm)
    のように設定します。

    Tutorial Import 003.png

    ファイルヘッダーの保存先ブックオーガナイザに変更して、メインヘッダー情報をブックオーガナイザの情報ツリーに保存します(ワークブックのタイトルバーを右クリックしてオーガナイザを表示を選択して開きます)。
  4. OKボタンをクリックすると、これらの設定を使って、ワークシートにデータをインポートします。

    Tutorial Import 004.png

インポートされたデータはデフォルトでは保護されており、編集することができないことに注意してください。以下のヒントをご覧いただけます。

Connector hint.png

データ編集を有効にするには

  • ワークシートの左上隅にある緑色のアイコンをクリックし、シートを接続しないまたはデータコネクタを削除をコンテキストメニューから選択します。
Remove data connector.png


詳細は、こちらのページを参照してください:データコネクタを使用するときにデータの編集を許可するにはどうすればよいですか?