Customize-Merge-Arrange-Graph
グラフウィンドウの統合ダイアログは、プロジェクト内のグラフから組み合わせたいグラフを選択することができます。新しいページでどのように個々のグラフを配置したいのかを指定するオプションがあります。
「オブジェクト編集」ツールバーを使えば、複数レイヤを素早く整列したり、サイズ変更することができます。
レイヤ管理ダイアログは、1つのグラフページでレイヤを追加、整列、リンクを行います。
ミニツールバー(Origin 2020からの機能)を使うと、簡単かつ直感的にグラフ要素の編集が可能です。
このチュートリアルでは、以下の項目について解説します。
オブジェクト操作ツールバーを使えば、複数のレイヤの整列や大きさを素早く調整することができます。最初に選択したレイヤは参照レイヤとなり、他のすべてのレイヤは、その参照レイヤに従って調整されます。 レイヤ管理ツールは、レイヤの大きさや整列だけでなく、レイヤのリンクや並び替えのような多くのオプションがあります。
複数レイヤグラフでレイヤを選択するもう1つの方法は、CtrlキーまたはShiftキーを押しながらグラフレイヤアイコンをクリックすることです。
Originの2DグラフはX・Y軸のセットで描かれています。それぞれXとY軸で逆の軸を表示することができます。さらにその逆の軸は元の軸に関してユーザ定義された非線形の数式を使用し目盛りを設定することもできます。
レイヤ管理ツールを使って、レイヤの位置、サイズ、入れ替え、リンクによるレイヤ間の関係の構築を行うことができます。
これにより、レイヤの大きさと位置を変更して整列し、レイヤが重なった部分の軸刻みとラベルを非表示になります。
リンクしたレイヤを並び替えるとき、それらは1つの単位で扱われるので、並び替える際には最初にリンクを解除し、並び替えた後に再びリンクの設定をします。
このセクションでは、同じプロジェクト内の異なるサブフォルダにある2つのグラフを統合します。4つのレイヤを持つグラフは1つの単位として扱います。