Convert-Spherical-to-XYZ
このチュートリアルでは、球面座標データの3Dグラフの作成に関わる操作と、Xファンクションsph2cart を使用して球面座標から直交座標のワークブックや行列に変換する方法を紹介します。
sph2cartの変換アルゴリズムを確認すると、Originは変換式の中で、仰角としてを使用し、方位角としてを使用することがわかります。
Originは、仮想行列(特別な座標形式)内のデータで曲面グラフを作図でき、カラーマップを追加できます。以下の操作で、カラーマップ曲面の楕円体を作図します。
このチュートリアルは、チュートリアルデータプロジェクト(<Origin EXE フォルダ>\Samples\TutorialData.opj)と関連しています。
sph2cart -d;
方位角と仰角は、空間に偏在できます。
abs(sqrt(0.5)*0.25*(15/pi)^0.5*sin(pi/2-y)*sin(pi/2-y)*(sin(2*x)-cos(2*x)))
sph2cart -d
Originは球面座標の曲面関数を構成することができます。方位角、仰角、半径は異なる行列に配置されます。以下のステップでは、3つの行列を使用して複数曲面図を作成する方法と、sph2cartを使用してXYZに変換する方法を紹介します。
(j==33||j==66)?1/0:(pi/32*j*(j<33)+pi/32*(j-33)*(j>33&&j<66)+pi/32*(j-66)*(j>66))
pi/32*(i-17)
1*(j<33)+0.7*(j>33&&j<66)+0.4*(j>66)
Originでは、不等間隔なXYZ列データ(球面座標)で3Dの曲線を作成できます。以下の操作で、球の形状のらせんを作図します。
新しく作成されたXYZデータのXYZ列を選択し、作図:3D:3Dカラーマップ曲面から3D曲面図を作図することもできます。
XとYの方位角、仰角は、空間に等間隔あるいは不等間隔に存在できます。