LabTalk スクリプトを実行する

Origin Cのグローバル変数 LT_executeは、文字列に保存されているLabTalkスクリプトを実行することができます。 Format文字列メソッドは、Origin C変数をLabTalkスクリプトに渡すのに役立ちます。

string strScript;
string strBook = "Book1";
int iColStart = 2, iColEnd = 5;
strScript.Format("win -a %s;plotxy %u:%u;", strBook, iColStart, iColEnd);
LT_execute(strScript);

次のサンプルは、グローバル関数LT_executeではなく、LayerクラスのLT_execute メソッドを呼びます。 グローバル関数LT_execute を呼ぶと、スクリプトが実行され、スクリプトコードでレイヤが指定されていなければ、アクティブレイヤに対して操作されます。 LayerクラスのLT_execute メソッドを呼ぶと、スクリプトが実行され、アクティブレイヤではなく、レイヤインスタンスに対して実行されます。

WorksheetPage wksPg("Book1");
Worksheet wks = wksPg.Layers(0);

WorksheetPage wksPgActive;
wksPgActive.Create("Origin"); // このページがアクティブ

LT_execute("wks.colWidth=16");    // アクティブレイヤの列幅を設定
wks.LT_execute("wks.colWidth=8"); //Book1の列幅を設定

また、OriginObject::SetProp 関数を使って、LabTalkオブジェクトプロパティを変更することもできます。詳細は、このセクションを参照してください。

wks.SetProp("colWidth", 8);