動画のエクスポート

バージョン情報

Minimum Origin Version Required: Origin 9 SR0

Originでは、グラフのコレクションを動画として作成することが可能です。Origin Cでは、ビデオライターを使用した機能にアクセスし、圧縮のためのコーデックを定義(詳細はFourCC 表を参照)して、動画の名前やパス、スピードと寸法、フレームとしてのグラフページを指定して作成できます。

Note: ビデオライターを使用するには、ヘッダファイルをインクルードします。

#include <..\OriginLab\VideoWriter.h>


次のサンプルは、プロジェクト内の各グラフをフレームとして動画に書き込み、2フレーム/秒のスピード、800px*600px のサイズの動画を作成します。

    // 圧縮なしで元のフォーマットを使用
    int codec = CV_FOURCC(0,0,0,0); 
 
    // VideoWriter object オブジェクトを作成
    VideoWriter vw;
    int err = vw.Create("D:\\example.avi", codec, 2, 800, 600);
    if (0 == err)
    {
      foreach(GraphPage grPg in Project.GraphPages)
 
      // ビデオにグラフページを書き込み
      err = vw.WriteFrame(grPg);
    }
 
    // 完了したらビデオオブジェクトをリリース
    vw.Release();

    return err;

次のサンプルでは、グラフページを動画に個別に書き込み、動画内のこのグラフページのフレーム数を定義します。

   GraphPage gp("Graph1");
 
   // 定義されたグラフページは10フレーム続く
   int nNumFrames = 10;

   vw.WriteFrame(gp, nNumFrames);