Originユーザは、ソースファイル(.C、.CPP、.OCZ)またはプリプロセスファイル(.OP)のいずれかを配布することで、他の人とOrigin Cソースコードを共有することができます。
他の人がアプリケーションのソースコードを見る必要がなければ、ソースファイル(.Cまたは.CPP)ではなく、暗号化Origin Cファイル(.OCZ)かプリプロセスファイル(.OP)を配布することをお勧めします。
暗号化OCZファイルは、コードビルダにドラッグアンドドロップするだけで内容の表示や編集が可能です。最初ファイルを開こうとしたときにパスワードを聞かれますが、同じOriginセッション内では一度しか聞かれません。
詳細は、Origin Cファイルの作成と編集セクションのファイルの種類を確認してください。
暗号化されたOCZファイルをOrigin内で開くときには、Origin 2016 SR0移行のユーザは暗号化されていない*.cファイルもしくは*.cppファイルとして*.oczファイルを再保存します。その際は、ファイル:名前を付けて保存を選択して、ファイルの種類ドロップダウンリストでファイル種類を選択します。
アプリケーションを作成したら、1つのパッケージファイルとして、他のユーザにアプリケーションを配布することができます。
パッケージ・マネージャ を使って、すべてのアプリケーションファイルを1つのパッケジファイル(.OPX)にまとめることができます。Package Files アプリケーションファイルをパッケージに追加するときには、プリプロセスファイル(.OP)またはソースファイル(.Cまたは.CPP)を追加することに注意してください。 両方を追加する必要はありません。
ユーザは、パッケージファイルをOriginに直接ドロップしてインストールすることができます。
以下は、すべてのアプリケーションファイルを1つのOPXにパッケージする方法を示すサンプルです。ユーザは、パッケージファイルをOriginにドロップし、ボタンをクリックしてソースファイルを実行することができます。
void OnButtonClick() { Worksheet wks = Project.ActiveLayer(); DataRange dr; dr.Add(wks, 0, "X"); dr.Add(wks, 1, "Y"); GraphPage gp; gp.Create(); GraphLayer gl = gp.Layers(0); int nn = gl.AddPlot(dr); gl.Rescale(); }
[Main] if(0 == Run.LoadOC(%Y\OriginC\MyButton.c)) { OnButtonClick; }
Run.LoadOC(%Y\OriginC\MyButton.c);