SQLiteデータベースへのアクセス


SQLite は、内蔵型で、サーバおよび設定不要なSQLデータベースエンジンを組み込んだソフトウェアライブラリで、世界で最も幅広く使われているSQLデータベースとされています。高度な機能があるので、SQLiteはさまざまな業務分野やシステムで広く使われています。

SQLite3は、最新のバージョンです。Originは、Origin Cから32bit、64bitのSQLiteデータベースにアクセスするDLLを提供しています。SQLite3 APIのプロトタイプを含むヘッダファイルを含める必要があります。

#include <oc_Sqlite.h>

これらの関数の使い方の簡単なサンプルがヘッダファイルの最後にあります。

Origin Cは、SQLiteへのアクセスをより簡単にするラッパークラスOSQLiteも提供しています。 このOrigin Cクラスを使うには、次のように、このクラスを含むヘッダファイルが含まれている必要があります。

//DataSet1.1.dbはデータベースファイルで、これはOriginlabという名前のテーブルを含む
//テーブルは次のステートメントで作成
//CREATE TABLE OriginLab(ID INTEGER NOT NULL, NUMBER INTEGER NOT NULL, SALARY INTE
//GER NOT NULL, Data BLOB NOT NULL);
#include <..\Originlab\oSQLite.h> //必要なヘッダファイル
#define	STR_DATABASE_FILE	"E:\\DataSet1.1.db"
#define	STR_QUERY_STRING	"select * from Originlab limit 80"
void test_OSQLite()
{
	OSQLite sqlObj(STR_DATABASE_FILE);	
	LPCSTR lpSQL = STR_QUERY_STRING;
	sqlObj.Select(lpSQL);
	Worksheet wks;
	wks.Create("Origin");
	sqlObj.Import(wks);
	//データを修正した後、次のコードでデータをエクスポート
	//sqlObj.Export("OriginLab", wks);
}