Origin C関数のロードとコンパイル

Origin C関数またはワークスペースのロードとコンパイル

OriginからOrigin C関数を呼び出す前に、現在のOriginセッションで関数をコンパイルリンクしておく必要があります。 ソースファイルをプログラムでコンパイルリンクしたり、LabTalkからワークスペースをビルドするには、LabTalkのrunオブジェクトの run.loadOCメソッドを使います。

err = run.LoadOC("myFile",[option]);

サンプル

ロードされるOrigin Cファイルを走査するオプションを使って、Origin Cファイルの依存ファイルも自動的にロードされます。

// オプションを16とし、iw_filter.c のOrigin C関数を
// ロードし、コンパイルする
// これにより、iw_filter.c 内の.hファイルをスキャンする
if(run.LoadOC(OriginLab\iw_filter.c, 16) != 0)
{
        type "Failed to load iw_filter.c!";
        return 0;
}

メニューの表示:コードビルダを選択し、コードビルダを開きます。そして、ワークスペースパネル(表示されていない場合、コードビルダのメニューアイテム表示:ワークスペースで表示)で、Temporary フォルダにあるiw_filter.cファイルを確認できます。

Origin Cソースファイルをシステムフォルダに追加する

コードビルダでファイルを開いたら、コードビルダワークスペースのSystem ブランチにファイルをドラッグアンドドロップします。そうすることで新しいOriginセッションでもファイルをロードしコンパイルすることが保証されます。詳細情報はコードビルダを確認してください。

プログラムでソースファイルをsystemフォルダに追加して、Originが実行しているときにいつでも利用できるようにすることができます。

run.addOC(C:\Program Files\Originlab\Source Code\MyFunctions.c);

これは、ユーザに ツールを配布したり、値の設定ダイアログで動作するように作られた関数を永久に利用できるようにするときに役に立ちます。

Origin Cファイルをプロジェクト(OPJ)に追加する

Origin Cファイル(またはどんなファイルでも) をOriginプロジェクトファイルに追加することができます。そして、ファイルはOPJと一緒に保存され、プロジェクトが開いたときに抽出することができます。Origin Cファイルの場合、ファイルをコンパイルリンクすることもでき、ファイルにある関数にアクセスすることができます。プロジェクトにファイルを追加するには、単にファイルをコードビルダのProject ブランチにドラッグ&ドロップするか、ブランチを右クリックして、ファイルを追加します。詳細情報はコードビルダを確認してください。