LabTalkスクリプトガイド


このガイドではOrigin内のスクリプト言語であるLabTalkを紹介します。LabTalkはデータを解析またはグラフ描画するうえでスクリプトを記述、実行するユーザ向けに設計されています。このガイドは、Originのスクリプト機能を利用し、スクリプト言語でのプログラミングに慣れているユーザのためのヘルプ機能です。Originの基本的な知識があり、各々のニーズにあったソフトウェアのカスタマイズを始めようとしているユーザに対して、詳しい情報を提供しています。

ガイドはLabTalkの簡単な紹介から始まり、続いて言語の基本的な説明とOriginの環境でスクリプトを整理、実行する様々な方法を紹介する章が続きます。残りの章はOriginの機能、例えばインポート、グラフ作成、データ分析、ユーザからの入力、自動化ごとに整理されます。

最後にいくつかのリファレンステーブルを含みます。しかし、このガイドは完全なる言語のリファレンスではありません。完全なLabTalk言語のリファレンス文書はOrigin内のヘルプメニューからアクセスできます。Originのバージョンが新しくなると共に、LabTalkの新しい機能は追加されます。 言語リファレンスヘルプファイルには通常、バージョン番号のスタンプ(例えば8.1、通常太字または赤文字)が記されています。

このガイドはLabTalkを学ぶ際に他の資料と共に使用してください。他の資料についてはLabTalkを学ぶ上でのリソース章を参照してください。

このガイドでは、複数のスクリプトサンプルを提供します。これらのサンプルを試すには、スクリプトを手動で入力するか、Originを起動し、ヘルプメニューからアクセスできるヘルプファイルからコピー&ペーストし、ご利用ください。