wreducerows

内容

  1. 1 メニュー情報
  2. 2 概要
  3. 3 追加の情報
  4. 4 コマンドラインでの使用法
  5. 5 変数
  6. 6 説明
  7. 7 サンプル
  8. 8 関連のXファンクション

メニュー情報

行の削減

概要

複数の方法を用いてワークシート行を削減します

追加の情報

必要なOriginのバージョン: Origin 9.1 SR0以降

コマンドラインでの使用法

wreducerows method:=merge nrows:=3 merge:=ave start:=2;

変数

表示名 変数名 I/Oとタイプ デフォルト値 説明
ワークシートの入力 iw

入力

Worksheet

<active>

入力データ範囲を指定します。
削減方法 method

入力

int

0

減算法を指定してください。

オプションリスト

  • del:N行読み捨て、M行読み取る
N行読み捨て、M行読み取る
  • missing:欠損値を含む行を削除する
欠損値を含む行を削除します
  • mask:マスクを含む行を削除する
マスクした値を含む行を削除します
  • merge:統合した値でN行減らす
N列毎にデータポイントを、指定した値に統合します。
行を統合/削除 nrows

入力

int

2

何行を統合または削除するか指定してください。このオプションは削減方法で、N行を削除し、M行をスキップするまたは統合した値でN行減らすが選択されている時のみ利用できます。
行をスキップ skip

入力

int

1

何行をスキップするか指定してください。このオプションは削減方法で、N行を削除し、M行をスキップするを選択した時のみ利用可能です。
統合する方法 統合

入力

int

0

統合されたデータポイントを置き換えるための値を指定してください。このオプションは削減方法で、統合した値でN行減らすを選択した時のみ利用可能です。

オプションリスト

  • first:最初のポイント
N個のデータポイントを最初の値で置き換えます。
  • last:最後のポイント
N個のデータポイントを最後の値で置き換えます。
  • ave:平均
N個のデータポイントを平均の値で置き換えます。
  • min:最小
N個のデータポイントを最小の値で置き換えます。
  • max:最大
N個のデータポイントを最大の値で置き換えます。
  • sum:合計
N個のデータポイントを合計の値で置き換えます。
  • sd:SD
N個のデータポイントを標準偏差の値で置き換えます。
統合/削除の開始行 start

入力

int

1

統合/削除の開始行を指定してください。
統合/削除の終了行 end

入力

int

-1

統合/削除の終了行を指定してください。スクリプトのみでアクセス可能
出力 orng

出力

Range

<input>

出力範囲を指定します。

説明

このXファンクションは行を削除したり、特定の統計データで行を統合する際に使用します。

サンプル

  1. 新規ワークブックを作成して、<Originプログラムフォルダ>\Samples\Signal ProcessingにあるOriginのサンプルデータ、Gaussian Envelope.DAT をインポートします。
  2. 全ての列を選択肢、ワークシート:行の削減メニューを選び、wreducerows Xファンクションダイアログを開きます。以下のようにオプションをセットします。
    削減方法:統合した値でN行減らす
    統合行数: 10
    統合する方法:最初のポイント
    統合/削除の開始行:1
    出力:<新規>
  3. OK をクリックして行を統合します。

関連のXファンクション

reducerows, wdelrows