wmvsn

概要

ワークシートの全列のショートネームをリセットします

追加の情報

必要なOriginのバージョン:: 8.0 SR5

コマンドラインでの使用法

1. wmvsn w:=[Book1]sheet1! label:=no undo:=1

2. wmvsn w:=[Book1]sheet1! prefix:=abc undo:=1

3. wmvsn w:=[Book1]Sheet1! prefix:=A label:=ln undo:=1

Xファンクションの実行オプション

スクリプトからXファンクションにアクセスする場合、追加のオプションスイッチについてのページを参照してください。

変数

表示
変数
I/O

データ型
デフォルト
説明
ワークシート w

入力/出力

ワークシート

<active>
リセットするワークシートを指定します。
ショートネームのプレフィックス prefix

入力

string

新しいショートネームのプレフィックスを指定します。このXファンクションが実行されると、列のショートネームは番号付きの接頭辞でリセットされます。
ラベル行へ移動 label

入力

int

0
元のショートネームを移動する列ラベル行を指定します。

オプションリスト:

  • no:なし
元のショートネームを列ラベル行に移動しません。
  • ln:ロングネーム
ロングネーム列ラベル行
  • u:単位
単位列ラベル行
  • c:コメント
コメント列ラベル行
  • p1:パラメータ1
パラメータ列ラベル行
  • p2:パラメータ2
パラメータ2列ラベル行
  • d1:ユーザパラメータ1
最初のユーザ定義パラメータ行
  • d2:ユーザパラメータ2
2番目のユーザ定義パラメータ行
「元に戻す」のサポート undo

入力

int

1
Origin 2024bで廃止されました。代わりにXFスイッチ「-u」を使用してください。

説明

このXファンクションは、ワークシートのすべての列のショートネームをリセットします。さらに、ロングネーム、単位、コメント、パラメータなどの他のラベル行に移動できます。

バージョン2017から、OriginはExcelと同様の列命名メカニズムで、列インデックスに従ってワークシートの列にアルファベット順に名前を付け直すことに注意してください。この状況では、列ショートネームを変更/編集することはできません。編集を有効にするには、ウィンドウプロパティダイアログのプロパティタブにあるスプレッドシートセル表記チェックボックスをオフにします。その後、Xファンクションwmvsnダイアログを使用して、ワークシート内の列のショートネームをリセットできます。

サンプル

ワークシート内のすべての列のショートネームをロングネームに移動し、ショートネームを"abc1"、"abc2"などに変更するとします。以下のステップで操作します。

  1. このワークシートをアクティブにします。
  2. コマンド
    wmvsn -d 
    をコマンドウィンドウに入力し、Enterを押しますこれにより、wmvsnダイアログボックスが表示されます。
  3. アクティブなワークシートが、入力ワークシートとして自動的に選択されます。
  4. ショートネームのプレフィックスabcと入力します。
  5. ラベル行に移動ドロップダウンリストでロングネームを選択します。
  6. Okボタンをクリックします。