nlbeginz(Pro)

概要

xyzデータに対してLabTalkのnlfitセッションを開始します。

追加の情報

Xファンクションは Auto GetNダイアログ用にデザインされていません。これはOrigin Proのみの機能です。

この機能はOrigin8.0 SR5で更新されています。詳細は、リリースノート のセクションをご覧下さい。

コマンドラインでの使用法

nlbeginz iz:=3 func:=gauss2D;

変数

表示
変数
I/O

データ型
デフォルト
説明
入力 iz

入力

XYZRange

<active>
フィットするデータを指定します。
フィット関数名 func

入力

string

<unassigned>
データをフィットするのに使用するフィット関数を指定します。
nltree

入力/出力

TreeNode

nlt
これは、パラメータ値や標準誤差などフィッティングの設定をカスタマイズするツリーです。詳細はこちらを参照してください。
複製の数 replica

入力

int

0
複製の数を指定します各ピークに対して関数を複製して組込ピーク関数でデータをフィットしたい場合、ゼロでない値を入力します。それぞれの関数は、異なるパラメータ値を持っている場合があります。データは同じ一般形式の複数ピークを表示する必要があります(例 Gaussian2D)。選択した関数が、複製をサポートしていない場合、このオプションを利用できません。
ダイアログテーマ theme

入力

string

<optional>
テーマを指定します。保存された設定がロードされ、フィットをカスタム化します。
パラメータの表記 pnotation

入力

int

para
出力ツリーでのパラメータの表記を指定します。

オプションリスト

  • para:パラメータ名
パラメータ名を表記法として使用します。
  • abbr:省略名
パラメータについている省略名を表記法として使用します。
  • both:両方
パラメータ名と省略名の両方を表記法として使用します。
パラメータ初期化 init

入力

int

init
パラメータ初期化のステータスを指定します。

オプションリスト

  • auto:自動
Originは自動的にパラメータの初期化をフィット関数のFDFファイルに則って実行するかどうか指定します。
  • enable:有効にする
パラメータの初期化を有効にします。
  • disable:無効にする
パラメータの初期化を無効にします。
NLFitオブジェクトの初期化の方法 option

入力

int

0
NLFitオブジェクトの初期化の方法を指定します。

オプションリスト

  • init_all:全てのパラメーを初期化
    全てのパラメータを初期化してそのパラメータでフィットを実行します。
  • change_data:データのみ変更
    以前の設定を維持し、データセットのみを変更して新しいデータセットでフィットを実行します。

説明

XYZデータから非線形曲面フィットセッションを開始します。また、フィット設定を編集することもできます。

サンプル

//データを用意 string fname$=system.path.program$ + "Samples\Matrix Conversion and Gridding\XYZ Random Gaussian.dat"; newbook; impasc; // データをインポート nlbeginz 3 Gauss2D tt; // XYZデータを2D Gaussian関数でフィット nlfit; nlend 1 2; // ダイアログでフィットパラメータを表示

関連 X ファンクション

nlfit, nlend, nlgui, nlpara, nlfn, nlbegin, nlbeginr, nlbeginm