layadd

メニュー情報

挿入: 新規レイヤ(軸)

概要

グラフに新しいレイヤを追加します

コマンドラインでの使用法

1. layadd type:=topX;

2. layadd igp:=graph2 userdef:=1 bottom:=1 top:=1 linkto:=1 yaxis:=straight;

3. layadd userdef:=1 bottom:=0 top:=1 linkto:=1 xaxis:=custom x1:=X1+10 x2:=X2+50 yaxis:=custom y1:=20 y2:=70;

Xファンクションの実行オプション

スクリプトからXファンクションにアクセスする場合、追加のオプションスイッチについてのページを参照してください。

変数

表示
変数
I/O

データ型
デフォルト
説明
入力グラフ igp

入力

GraphPage

<active>

操作するグラフを指定します。

レイヤの種類 type

入力

int

normal

追加するレイヤの種類を指定します。
オプションリスト

  • Normal: 下X 左Y
    新規レイヤは下X軸と左Y軸を持ちます。
  • topx: 上X (Yスケール・寸法リンク)
    新規レイヤは上X軸を持ち、Y 軸はアクティブレイヤに直接(1:1)リンクされ、単位リンクされたレイヤの%にセットされます。
  • Righty: 右Y (Xスケール・寸法リンク)
    新規レイヤは右Y軸を持ち、X 軸はアクティブレイヤに直接(1:1)リンクされ、単位リンクされたレイヤの%にセットされます。
  • Lefty: 左Y(Xスケール・寸法リンク)
    新規レイヤは左Y軸を持ち、X軸はアクティブレイヤに直接(1:1)リンクされ、単位リンクされたレイヤの%にセットされます。
  • Txry: 上X 右Y (寸法リンク)
    新規レイヤは上X軸と右Y軸を持ち、右Y軸はアクティブレイヤにリンクされ、単位リンクされたレイヤの%にセットされます。
  • Bxry: 下X 右Y (寸法リンク)
    新規レイヤは下X軸と右Y軸を持ち、右Y軸はアクティブレイヤにリンクされ、単位リンクされたレイヤの%にセットされます。
  • inset: 差し込み (寸法リンク)
    新規レイヤはアクティブレイヤにリンクして差し込まれ、単位リンクされたレイヤの%にセットされます。
  • Insetdata: 差し込み(データ込み)(寸法リンク)
    新規レイヤはアクティブレイヤにリンクして差し込まれ、アクティブレイヤのデータプロットを持ち、単位リンクされたレイヤの%にセットされます。
  • noxy: 軸なし (XYスケール・寸法リンク)
    新規レイヤは軸はありませんが、XYスケールはアクティブレイヤに直接(1:1)リンクされ、単位リンクされたレイヤの%にセットされます。
ユーザ定義 userdef

入力

int

0

レイヤのプロパティを定義するか指定します。

bottom

入力

int

1

下X軸を表示するか指定します。種類変数がUser_Definedの時のみ編集できます。

left

入力

int

1

左Y軸を表示するか指定します。種類変数がUser_Definedの時のみ編集できます。

top

入力

int

0

上X軸を表示するか指定します。種類変数がUser_Definedの時のみ編集できます。

right

入力

int

0

右Y軸を表示するか指定します。種類変数がUser_Definedの時のみ編集できます。

リンク先 linkto

入力

int

なし

新規レイヤをリンクする親レイヤのインデックスを指定します。種類変数がUser_Definedの時のみ編集できます。

X軸 xaxis

入力

int

なし

新規レイヤのX軸を親レイヤのX軸にどうリンクするか指定します。種類変数がUser_Definedの時のみ編集できます。
オプションリスト

  • none:なし
    X軸スケール間のリンクはありません。
  • straight:直接(1対1)
    新規レイヤ軸が親レイヤのスケール値を反映するリンクを作成します。
  • custom:カスタム
    軸スケール間に数学的な関係を作成します。


X1 x1

入力

string

この変数は、子レイヤの軸の開始の値を設定します。数式を入力し、親レイヤのスケール値に対する子レイヤのスケールの開始値を指定します。userdef:=1 xaxis:=customの場合この変数を使用できます。

例えば、子レイヤのX 軸の初期スケール値を親レイヤのX軸スケール値の2倍に設定したい場合、x1 = x1*2を設定します。

X2 x2

入力

string

この変数は、子レイヤの軸の終了の値を設定します。数式を入力し、親レイヤのスケール値に対する子レイヤのスケールの終了値を指定します。 userdef:=1 xaxis:=customの場合この変数を使用できます。

例えば、子レイヤのX 軸の最終スケール値を親レイヤのX軸スケール値の2倍に設定したい場合、x2 = x2*2を設定します。

Y軸 yaxis

入力

int

なし

新規レイヤのY軸を親レイヤのY軸にどうリンクするか指定します。種類変数がUser_Definedの時のみ編集できます。
オプションリスト

  • Y軸スケール間のリンクはありません。
  • straight:直接(1対1)
    新規レイヤ軸が親レイヤのスケール値を反映するリンクを作成します。
  • custom:カスタム
    軸スケール間に数学的な関係を作成します。


Y1 y1

入力

string

この変数は、子レイヤの軸の開始の値を設定します。数式を入力し、親レイヤのスケール値に対する子レイヤのスケールの開始値を指定します。Userdef:=1 yaxis:=customの場合この変数を使用できます。

例えば、子レイヤのY 軸の初期スケール値を親レイヤのY軸スケール値の2倍に設定したい場合、y1 = y1*2を設定します。

Y2 y2

入力

string

この変数は、子レイヤの軸の終了の値を設定します。数式を入力し、親レイヤのスケール値に対する子レイヤのスケールの終了値を指定します。Userdef:=1 yaxis:=customの場合この変数を使用できます。

例えば、子レイヤのY 軸の最終スケール値を親レイヤのY軸スケール値の2倍に設定したい場合、y2 = y2*2を設定します。

オーバーラップした軸の自動オフセット offset

入力

int

0

軸が重複しないように新規レイヤの軸をオフセットするか指定します。デフォルトは0です。

新レイヤのアクティベーション activate

入力

int

1

新しく追加されたレイヤをアクティブにするか指定します。

説明

このXファンクションは、アクティブグラフに新しいレイヤを追加するのに使います。どの軸を表示するか、アクティブレイヤに新しいレイヤをリンクするかどうかを指定することができます。新しいレイヤが親レイヤにリンクされるとき、軸スケールをどのようにリンクするかも指定することができます。最初のレイヤの種類「下X 左Y」を除いて、他のレイヤタイプを選択すると、単位リンクされたレイヤの%になります。

サンプル

1.右Y軸をグラフに追加して、この新しいレイヤをアクティブレイヤにリンクするには、挿入: 新規レイヤ(軸): 右Y(Xスケール・寸法リンク)を選択します。

2.アクティブレイヤにリンクした上X軸と右Y軸にを追加するには、挿入: 新規レイヤ(軸): ダイアログを開く…を選択し、ダイアログ内の設定を下図のように変更します。(アクティブグラフをGraph1とします)
Layadd help English files image002.png

3.OKをクリックして、ダイアログを閉じます。

関連するXファンクション

laylink