kstest2(Pro)

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統計:ノンパラメトリック検定:2群Kolmogorov-Smirnov検定

概要

2集団Kolmogorov-Smirnov検定を実行します

追加の情報

これはOrigin Proのみの機能です。

コマンドラインでの使用法

1. kstest2 irng:=(col(a),col(b));

2. kstest2 -r 2 type:=1 irng:=(col(a),col(b)) tail:=lower;

3. kstest2 irng:=(col(a),col(b)) tail:=upper rt:=<new name:=KS>;

Xファンクションの実行オプション

スクリプトからXファンクションにアクセスする場合、追加のオプションスイッチについてのページを参照してください。

変数

表示
変数
I/O

データ型
デフォルト
説明
入力データ形式 type

入力

int

0
入力データ形式を指定

オプションリスト:

  • インデックス
    入力データとグループを含んだデータ範囲
kstest2 (1,2)
この例では、入力グループ範囲が1列目にソートされていてかつ、入力データ範囲が2列目にソートされている必要があります。
  • 素データ値
    入力データとして2つの独立した列を選択します。
Note:スタック及びアンスタックツールで、インデックスデータを素データに、素データをインデックスデータに変換できます。
入力 irng

入力

Range

<active>
入力データ範囲を指定します。
  • 0=グループ範囲
  • 1=データ範囲
帰無仮説 null

入力

string

0
検定される帰無仮説この文字列は編集できず、選択された対立仮説に従って変更されます。
対立仮説 tail

入力

int

Radio

上側、下側、両側のKS検定を実行するかどうかを示します。
オプションリスト

  • 0=Radio:two:中央値1 <>中央値2
    両側のコルモゴルフ・スミルノフ検定を実行します。
  • 1=upper:中央値1 > 中央値2
    上側のコルモゴルフ・スミルノフ検定を実行します。
  • 2=lower:中央値1 < 中央値2
    下側のコルモゴルフ・スミルノフ検定を実行します。
有意水準 alpha

入力

double

0.05
検定の有意水準を指定します。
結果の出力 rt

出力

ReportTree

[<入力>]<新規>

ノート、記述統計、度数、検定の統計量などの表を含む出力結果シートを指定します。

サンプル

  1. デフォルトの設定を使って、アクティブワークシートの列1と列2に対して両側2標本のKS検定を実行するには次のコマンドを使います。
    kstest2 irng:=(col(a),col(b));
  2. アクティブワークシートの列1と列2に対して上側2標本のKS検定を実行するには次のスクリプトコマンドを使います。
    kstest2 irng:=(col(a),col(b)) tail:=1;
  3. アクティブワークシートの列1と列3に対して下側2標本のKS検定を実行し、KSという名前で結果テーブルを保存するには次のスクリプトコマンドを使います。
    kstest2 irng:=(1,3) tail:=2 rt:=<new name:=KS>;
    KSのような名前を自分で定義することも可能です。

詳細な情報

詳細は、ユーザガイドをご覧下さい。

参考文献

Nag C関数ライブラリの文書: nag_2_sample_ks_test(g08cdc)

関連 X ファンクション

mwtest, ttest2