g2layout

内容

  1. 1 メニュー情報
  2. 2 概要
  3. 3 追加の情報
  4. 4 コマンドラインでの使用法
  5. 5 変数
  6. 6 説明
  7. 7 サンプル
  8. 8 関連のXファンクション

メニュー情報

グラフ操作:レイアウトにグラフを追加

概要

選択したグラフウィンドウを新しいレイアウトにします。

追加の情報

必要なOriginのバージョン: Origin 9.1 SR0以降

コマンドラインでの使用法

1. g2layout option:=open;

2. g2layout row:=2 col:=2;

3. g2layout option:=project xgap:=0 ygap:=0;

4. g2layout option:=specified graphs:="graph1"+char(10)$+"graph2";

変数

表示名 変数名 I/Oとタイプ デフォルト値 説明
配置 option

入力

int

<自動>

レイアウトに追加するグラフを指定します。

オプションリスト

  • page:現在のページ
    アクティブなグラフページをレイアウトに追加します。
  • folder:現フォルダ中のすべて
    サブフォルダを含まない、アクティブフォルダ内のすべてのグラフをレイアウトに追加します。
  • recursive:現フォルダ中のすべて(再帰的に適用)
    サブフォルダを含む、アクティブフォルダ内のすべてのグラフをレイアウトに追加します。
  • open:現フォルダ中のすべて(オープンのもの)
    オープンになっている全てのグラフ、ただし非表示や最小化しているグラフを除く、をレイアウトに追加します。
  • embed:現フォルダ中のすべて(埋め込みを含む)
    ワークシートに埋め込まれているグラフを含む、アクティブフォルダ内のすべてのグラフをレイアウトに追加します。
  • project:プロジェクト中のすべて
    現在のプロジェクト内の全てのグラフをレイアウトに追加します。
  • Specified:特定
    レイアウトに指定したグラフを追加します。グラフボックスは有効になります。
グラフ graph

入力

string

<自動>

設定が指定に選択されている場合、ユーザはこのテキストボックスにレイアウトに追加するグラフの名前を指定できます。この場合、テキストボックスの隣のブラウザが有効になり、有効になったブラウザ内で追加するグラフを選択する事ができます。しかし、設定変数で別のオプションが選択されている場合、このテキストは読み取り専用となります。つまり、追加されるグラフの名前を確認することはできますが、ボックスの中身は編集できません。
行数 row

入力

int

<自動>

レイアウトでの行数を指定します。グラフは、レイアウトに追加されるときに、行と列の並びを再配置します。
列数 col

入力

int

<自動>

レイアウトでの列数を指定します。グラフは、レイアウトに追加されるときに、行と列の並びを再配置します。
グラフのアスペクト比を固定 aspectratio

入力

int

0

グラフウィンドウの元の縦横比を維持するかどうかを指定します。
水平の間隔 xgap

入力

int

5

隣り合うウィンドウ間の水平の間隔を指定します。
垂直の間隔 ygap

入力

int

5

隣り合うウィンドウ間の垂直の間隔を指定します。
左端余白 leftmg

入力

int

15

新しいグラフページまでの左余白を指定します。
右端余白 rightmg

入力

int

10

新しいグラフページまでの右余白を指定します。
上部余白 topmg

入力

int

10

新しいグラフページまでの上余白を指定します。
下部余白 bottommg

入力

int

15

新しいグラフページまでの下余白を指定します。
向き portrait

入力

int

0

レイアウトの向きを指定します。

オプションリスト

  • landscape:横向き
    横向きの配置です。
  • portrait:縦向き
    縦向きの配置です。
width

入力

double

<自動>

レイアウトの幅を指定します。
高さ height

入力

double

<自動>

レイアウトの高さを指定します。
単位 unit

入力

int

<自動>

高さの単位を指定します。

Note: 単位の選択がドロップダウンリストで変更されると、『幅』、『高さ』のテキストボックスの値は、レイヤの位置と大きさが変わらないように、その単位を使った値に自動的に更新されます。スクリプトを実行している場合はこの場合に当てはまりません。あらかじめ単位と値が決っている必要があります。ここは、ピクセルはドットの数を示します。ほとんどのOriginは1インチ当たり600ドットもあります。

オプションリスト

  • inch:インチ
    インチを単位にします。
  • cm:cm
    cmを単位にします。
  • mm:mm
    mmを単位にします。
  • pixel:ピクセル
    ピクセルを単位にします。
  • point:ポイント
    ポイントを単位にします。


説明

このXファンクションはレイアウトに指定したグラフを追加します。レイアウトでは、元のグラフは行*列グリッドで配置されます。

サンプル

下のサンプルでは4つの3D関数グラフをレイアウトに追加します。

このサンプルは3D OpenGLグラフプロジェクト、(\Samples\3D OpenGL Graph.opj)内にある、3D関数グラフ:ユーザ定義3Dパラメトリック関数グラフフォルダと関連があります。これは、メニューからサンプルOPJを開く:3DOpenGLグラフと操作すると選択できます、

  1. Orginメニューからグラフ操作:グラフをレイアウトに追加と操作します。これは、Xファンクション「g2layout」のダイアログを開きます。
  2. ダイアログでは、設定ドロップダウンリストから現フォルダ中のすべて(オープンのもの)を選択します。
  3. g2layoutXファンクションダイアログをOKをクリックして閉じると、Xファンクションを実行します。そしてグラグをレイアウトに追加します。

3D関数の関数プロットのレイアウトに数式を追加するには、ツールツールバーの数式の挿入ボタンButton Insert Equation.pngをクリックします。

関連のXファンクション

merge_graph