複数シートのワークブックを操作する


Video Image.png Video Text Image.png Website blog icon circle.png Blog Image 33x33px.png

概要

Originのワークブックはスプレッドシートに似ており、複数ワークシートを持つことができます。複数ワークブックを使用すれば、プロジェクトを組織化しやすくし、情報密度を高くすることが可能です。

学習する項目

このチュートリアルでは、以下の項目について解説します。

  • ワークシートの追加と整列
  • メタデータの取り扱い
  • ディバイダを使ってワークシートを複数パネルに分割

ステップ

ワークシートの追加と整列

  1. 標準ツールバーの新しいプロジェクトボタンButton New Project.pngをクリックします。
  2. あるいは、Sheet1タブ上で右クリックし、名前とコメントを選択します。名前としてSubjectsを入力します。
  3. シート追加ボタンをクリックすると、Sheet1という名前の2番目のシートが追加されます。
  4. 新しいSheet1タブをダブルクリックして、表示されるテキストボックスに2nd Test と入力して名称を変更します。(あるいは、再度右クリックして名前とコメントを使用します。)
  5. 2nd Testの名前を右クリックして、挿入を選択します。新しいシートSheet1が、Subjects2nd Testの間に追加されます。新しいシートの名前を1st Testにします。
  6. 1st Testシートを左クリックしながらマウスをOriginのワークスペースにドラッグし、離します。これで、1st Testシートは固有のブック内に格納されます。
  7. ウィンドウ:左右に並べるを選択して、ワークブックを並べます。

    Working with Multi-Sheet Workbooks 2.png

  8. 2st Test シートを2つ目のシートにドラッグアンドドロップします。これにより、2st Test が元のワークブックから新しいワークブックに移動します。

    Working with Multi-Sheet Workbooks 3.png

  9. 保存ボタンButton Save Project.pngをクリックします。 これまでに保存していないプロジェクトなので、名前を付けて保存ダイアログが開きます。 Multi-Sheet Workbooks.opjuという名称でユーザファイルフォルダに保存します。
Note:ワークブック内でシートをドラッグすれば、順番を変更できます。 シート名を右クリックすると、他のオプションを利用可能です:データなしに複製複製削除移動

メタデータの取り扱い

ワークシートにメタデータを追加

  1. 標準ツールバーの新しいプロジェクトボタンButton New Project.pngをクリックします。
  2. Originメニューから、フォーマット:ワークシートの表示属性と選択(または、F4キーを使用するか、ワークシート内右側の灰色の領域をダブルクリック)します。 ワークシートプロパティダイアログが開きます。

    Working with Multi-Sheet Workbooks 4.png

  3. 表示タブで、列ラベル行の編集ボタンをクリックします。列ラベルの行ダイアログが開きます。
  4. 表の中の任意の場所で右クリックしてユーザ定義パラメータの追加を選択します。リストをスクロールすると、UserDefined ラベルがあります。表示のチェックが自動的に付いています。

    Working with Multi-Sheet Workbooks 5.png

  5. UserDefined テキスト上でダブルクリック(または、一度クリックしてF2キーを押す)して、テキストをWavelength (nm)に変更します。
  6. Wavelength (nm)の左隣りにあるボックスをクリックしてドラッグし、リストの上部、ロングネームの上にドロップします。行の順番が下図のように変更されます。

    Working with Multi-Sheet Workbooks 6.png

  7. OKをクリックして列ラベルの行ダイアログを閉じます。
  8. ワークシートプロパティダイアログで、フォーマットタブを開き、適用先ロングネームを選択します。リッチテキストのチェックボックスにチェックを付けます。

    Working with Multi-Sheet Workbooks 8.png

  9. OKをクリックして、ワークシートプロパティダイアログを閉じます。
  10. コメント行を選択して、スタイルツールバーのセルの統合ボタンButton Merge Cells.pngをクリックします。
  11. A、B列のヘッダ行(Wavelength からコメント行)に以下のように値を入力します。
    (Note:リッチテキストチェックボックスにチェックをつければ、ダブルクリックして編集モードにすると書式ボタンButtons Rich Text.pngがアクティブになって使用できます。これらを使用して下図のようにリッチテキストフォーマットを適用します。)

    Working with Multi-Sheet Workbooks 9.png

ワークブックオーガナイザでメタデータを表示

  1. 新規フォルダボタンButton New Folder.png をクリックします。新しいワークブックを用意します。ヘルプ: フォルダを開く: サンプルフォルダを選択して、サンプルフォルダを開きます。このフォルダ内のImport and ExportサブフォルダにあるS15-125-03.datを探します。空のワークシートにファイルをドラッグアンドドロップしてインポートします。
  2. オーガナイザを表示/非表示ボタンをクリックワークシートオーガナイザが、ワークシートの下部に表示されます。
  3. インポートされたファイルを開くと、格納されたメタデータが表示されます。
Working with Multi-Sheet Workbooks 11.png

ディバイダを使用してワークシートを複数のパネルに分割

メニューから分割

  1. ワークシートをアクティブにしてセルを選択します。
  2. Originメニューからウィンドウ:ウィンドウ分割を選択します。
  3. ワークシートや行列が4つのパネルに分割され、垂直ディバイダと水平ディバイダが選択したセルに配置されます。マウスでつかんでドラッグすれば、ディバイダを移動できます。
  4. ウィンドウ:分割を削除を選択すれば、非表示にできます。
    (Note:この操作はワークシートと行列シートの両方で利用可能です。)

ディバイダをドラッグして分割

  1. シートの右下にある、垂直スクロールバーの終了点の横にカーソルをあわせる(水平ディバイダ)、または、水平スクロールバーの終了点の横にカーソルをあわせます(垂直ディバイダ)。
  2. マウスのポインタが変化したら、ドラッグして移動します。 すると、水平/垂直ディバイダが作成されます。
    Working with Multi-Sheet Workbooks 12.png
    下図のように水平/垂直方向のディバイダが表示されます。
    Working with Multi-Sheet Workbooks 13.png