異なるプロットスタイルでプロットの一部を区分けする

概要

Originで、実線の中に破線の区画を表示するといった、異なるプロットスタイルでプロットのセグメントを区分けすることができます。

必要なOriginのバージョン: Origin 8.0 SR6以降

学習する項目

  • 作図の詳細」ダイアログを使って、グラフを作成する
  • プロットの特別な部分を区分けする

ステップ

  1. 新しいワークブックを用意します。ヘルプ: フォルダを開く: サンプルフォルダを選択して、サンプルフォルダを開きます。このフォルダ内のGraphingサブフォルダにあるAXES.DAT ファイルを探します。空のワークシートにファイルをドラッグアンドドロップしてインポートします。
  2. 標準ツールバーのNew Graph.pngボタンをクリックして、新しいグラフウィンドウを作成し、グラフ操作:作図のセットアップを選び、作図のセットアップダイアログボックスを開きます。
  3. 作図のセットアップ」ダイアログボックスの3つのすべてのパネルを開いて表示します。一番上のパネルから、 AXESワークシートを選択します。そして、中央のパネルで、A をXとして、B をYとして選択します。「追加」ボタンをクリックして、このデータプロットを一番下のパネルに追加します。このステップを3回繰り返します。3つのデータプロットは、一番下に表示されます。
    Mark Out a Segment PlotSetup Dialog1.PNG

    作図のセットアップダイアログで3つのパネルを全ての表示するためにButton Expand Preview Up.pngボタンをクリックしてグラフタイプパネルを開き、再度Button Expand Preview Up.pngをクリックして利用可能なデータパネルを開きます。

    詳細な情報は作図のセットアップで作図を参照してください。

  4. 一番下のパネルで、最初のデータプロットの範囲列をクリックします。Plotsetup dialog button 2.pngボタンがアクティブになります。そして、このボタンをクリックして、範囲ダイアログボックスを開きます。
    Mark Out a Segment Plotsetup dialog2.png
  5. 自動チェックボックスを外し(選択されていれば)、開始1終了20にセットします。OK をクリックしてダイアログを閉じます。
    Mark Out a Segment Range.png
  6. 同様に、他の2つのデータプロットの範囲も、それぞれ、"20から30"と"30 から40"にセットします。
    Mark Out a Segment Plotsetup dialog3.png
  7. OK ボタンをクリックして、「作図のセットアップ」ダイアログを閉じます。このようなグラフになります。
    Mark Out a Segment Graph1.png
  8. グラフウィンドウの曲線をダブルクリックして、「作図の詳細」ダイアログを開きます。左側のパネルから2番目のデータプロットを選択します。右側のパネルで、線種点線に変更し、OKボタンをクリックします。
    Mark Out a Segment PlotDetails Dialog.png
  9. そして、区分けされた範囲を持つグラフが完成します。
    Mark Out a Segment Graph2.png