塗りつぶし付きエラーバー


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概要

このグラフは3つのエラーバー付きグラフを表示しています。エラーバーは塗りつぶしエリアのある線として描くことができます。全ての曲線に対して透過率が設定されているので、重なる範囲もはっきりと見る事ができます。

Error Bars with Fill Area 01.png

必要なOriginのバージョン: Origin 8.5.1 SR0以降

学習する項目

  • エラーバーを塗りつぶし範囲として作図する
  • エラーバーの透過率を設定する
  • カスタム色の設定と保存を行う

ステップ

このチュートリアルは、チュートリアルデータプロジェクト(<Origin EXE Folder>\Samples\Tutorial Data.opj)と関連しています。
また、ラーニングセンターからこのグラフを呼び出すことができます。(ヘルプ: ラーニングセンター メニューを選択、または キーボードのF11 キーを押して、グラフサンプルLine and Symbolを選択します)

  1. Tutorial Data.opjを開き、プロジェクト・エクスプローラ (PE)でError Bars with Fill Areaフォルダを開きます。
  2. ワークシートのすべての列を選択します。メニューから作図:基本の2Dグラフ:折れ線を選択します。
    Error Bars with Fill Area 02.png
  3. 3つのプロットのうちの1つのエラーバーをクリックして、ミニツールバーの色付き面積ボタンをクリックします。
    Error Bars with Fill Area 03.png
  4. 1つのプロット上でクリックして、ミニツールバーの線の色ボタンをクリックします。ポイント毎タブで、CTRLキーを押しながらカラーリストをクリックして、推移リストエディタを開きます。
    Error Bars with Fill Area 04.png
  5. 推移リストエディタダイアログでは、カラーリストを編集可能です。リストの一番上の色をクリックして、カスタムの下の空の四角をクリックして、カラーダイアログを開きます。16進の色コード9BBB59 を入力して、下図のようにカスタムカラーを作成します。
    Error Bars with Fill Area 05.png
  6. 2番目、3番目も同じように、Hex(#C0504D)、Hex(#4F81BD) の色を設定します。リスト内の他の色は削除して、この色推移リストを保存します。 そして、この新しいカラーリストがプロットの推移リストとして設定されます。
    Error Bars with Fill Area 06.png
  7. プロットを再度クリックして、線の太さ3に変更します。
    Error Bars with Fill Area 07.png
  8. プロット上でダブルクリックして、作図の詳細ダイアログを開き、透過率50%に設定します。
    Error Bars with Fill Area 08.png
  9. エラーバーの塗り色をそれぞれ、Hex(#9BBB59)、Hex(#C0504D)、Hex(#4F81BD)に設定します。
    Error Bars with Fill Area 09.png
  10. アンチエイリアシングの有効/無効ボタンButton Anti Aliasing.pngをおして、グラフを滑らかに表示します。