グラフはデータあるいは数学関数の両方から作成可能です。Originは100種類以上のグラフを、組み込みグラフテンプレートで作成可能です。折れ線グラフ、棒グラフといった一般的なグラフから、科学技術分野向けの特殊なグラフまで、幅広く用意されています。
どのグラフを作図する場合も作図メニューから作図できます。ほとんどのグラフタイプは、2Dグラフまたは3Dおよび等高線図ツールバーボタンに対応するボタンがありますが、ボタンがないものもあります。作図メニューからの作図が基本ですが、慣れてきたらツールバーボタンを使用することでさらに素早い操作が可能になります。
ほとんどのグラフは2つの操作だけで作図できます。
いくつかのグラフタイプでは、非常に限定的な構成のデータが必要です。そのほかのグラフは、複数のデータ配列からグラフ作成可能です。特別な要件のグラフについては、 Originのグラフの種類を参照してください。
Originの折れ線、棒グラフ、円グラフといった、一般的なグラフタイプに加えて、特殊なグラフタイプのほとんどはワークシートデータから作成されます。以下に、ASCIIデータファイルのインポートとシンプルなグラフの作成のクイックチュートリアルのデモンストレーションを示します。
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チュートリアル:選択したデータからワンクリックでグラフを作成する
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同じデータから2種類のグラフをすばやく作成できました。グラフ編集の章で、グラフの編集とテンプレートの保存について詳しく説明しています。
ワークシートデータから3Dグラフタイプも作成できます。以下のチュートリアルでは、3D散布図D曲面図を作成後、そのグラフに3D散布図を重ね合わせていきます。
![]() | キーボードのRキーを押したままの状態で、マウスを使用すれば自由に回転可能です。ポインタツールをアクティブにした状態で、レイヤをクリックすると、曲面の移動、拡大、回転のためのボタンが表示されます。 |
![]() | これまで軸の長さは、最小で25%に設定できましたが、Origin 2023では、軸の長さを10%まで短くすることができます(レイヤレベルの作図の詳細の軸タブ)。 |
列のプロット属性とも言います。列は、ラベル、無属性、Yエラー、Xエラーにも設定できます。各プロット タイプには特定のデータ要件があります。たとえば、折れ線グラフの場合1つのXデータセットと1つのYデータセットが必要です。あらかじめ列のプロット属性の指定をすることで、グラフテンプレートに保存された設定と連携し、グラフをすばやく作成できます。
列のヘッダにあるラベル (X), (Y), (Z) などは、列プロット属性を設定するには、1つまたは複数の列を選択し、メニューから列: 設定:<オプション>を選択するか、右クリックして列XY属性の設定コンテキストメニュー からオプションを選択します。
上記の最初のチュートリアルでは、1つ以上のワークシート列からのYデータを必要とする2Dグラフを作成しました。Yデータの左側にあるX属性のデータをXデータとしてプロットされました。2番目のチュートリアルでは、Zデータを使用して3Dグラフを作成しました。その際、Zデータの左側にあるX属性、Y属性の列を使ってZデータがプロットされました。
Note: 列XY属性の設定についての詳細と作図の際にそれがどう影響するかの詳細は、列プロパティダイアログボックスのドキュメントにある列のXY属性を参照してください。 |
プロットには、多くのデータ選択手法があります。
![]() | 上述のワークシート列のプロット属性セクションで説明したように、YまたはZ列を選択すると、Originはデフォルトで左側にある最も近いX列に対してプロットします。あるいは、左側にある最も近いX列とY列に対してZ列をプロットします。ただし、単純なXY 2Dグラフ(折れ線、線+シンボルなど)の場合、この規則を無視して、選択したXがYの左側または右側に関係なく、選択したXY列でプロットすることができます。 |
![]() | Origin 2023では、LabTalkプロパティのlayer.plotn.line.sortxを使ってアクティブブロットの「Xデータセット」のソートオプションを利用できます。 |
行列ブック、行列シート、行列オブジェクト の章に記載したように、行列は、XとYの値が線形にマッピングされた列と行により構成されている、Z値の表形式データです。行列データは、3Dのデータを必要とする、3Dグラフ、等高線図、ヒートマップの作成時に使用します。Originの古いバージョンでは、3Dのグラフタイプは行列データでないと作図できませんでしたが、現在はそうではなく、後述の仮想行列による作図等が可能になっています。エラーバーの付く、カラーマップ曲面グラフのようなグラフには、行列データが必要となります。
行列データから3Dグラフを作成する方法は、数多くあります。ワークシートにデータがあるが、行列形式に変換する必要がある場合、ワークシートの行列変換をご覧ください。
データを行列形式にすると、簡単に行列データを作図できます。行列ウィンドウをアクティブにして、作図メニューを開き、プロットタイプを選択します。あるいは、3Dおよび等高線グラフツールバーボタンを使います。行列の一部分のみをプロットすることはできないので、データ選択は必要ありません。しかし、グラフを作成してから表示するデータプロットのサブセットを選択することはできます。下記のデータプロットの操作をご覧ください。
仮想行列については、 このガイドの行列ブック、行列シート、行列オブジェクトの章に記載しています。簡単に言うと、仮想行列とは、最初の行や列ラベル行、および最初の列にXY座標が用意され、対応するセルにZ値が入力されているようなワークシートセルのブロックのことです。X、Y座標は、等間隔である必要はなく、テキストや日付/時間データが入力されていても問題ありません。
仮想行列データを選択して3Dグラフ、等高線、ヒートマップを作成する場合、ワークシートの列属性は無視されます。代わりに、作図時にダイアログボックスが開き、X、Yがどこにあるか設定します。そして、交差するデータポイントがZ値として扱われます。
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チュートリアル: 仮想行列から等高線図を作成する
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![]() | 一度編集した等高線レベルや色は、テーマとして保存したり、直接フォーマットのコピー/貼り付けが可能です。テーマとして保存するには、グラフ上で右クリックしてフォーマットをテーマとして保存を選択する、または作図の詳細ダイアログボックスにあるカラーマップ/等高線タブのカラーマップテーマ を使います。 |
ワークシートデータからのや行列データからのプロットとは異なり、パラメトリックプロットは実際のデータのグラフではありません。それらは数学関数グラフです。
関数グラフ、パラメトリック関数グラフを作成するには、メインメニューのファイル:新規作成:関数グラフを選択します。以下の4つのオプションから選択します。
種類 | 定義形式 |
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2D関数グラフ | y = f(x) |
2Dパラメトリック関数グラフ | x = f1(t) y = f2(t) |
3D関数グラフ | z = f(x, y) |
3Dパラメトリック関数グラフ | x = f1(u, v) y = f2(u, v) z = f3(u, v) |
関数グラフは、標準ツールバーの関数グラフボタンからも作図できます。
![]() | Origin 2023で関数グラフの機能が追加さされました。
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チュートリアル:同一レイヤに3D関数グラフと3Dパラメトリック関数グラフを作成する
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他のプロットタイプで作成したグラフウィンドウに関数プロとを追加することもできます。具体的な操作は、クイックヘルプのFAQ-171 作成済みのグラフに関数プロットを追加を参照してください。
列のプロット属性は、作図メニューまたはグラフツールバーの1つからグラフを作成するときに常に使用されますが、作図のセットアップダイアログボックスでは使用されません。作図のセットアップでは、ワークシート上の属性に関係なく、作図の際に列の属性を割り当てることができ、テンプレートベースの作図へのいくつかの制限を解消できます。
作図のセットアップダイアログボックスをフルに活用するには、Originグラフウィンドウに入っているオブジェクトの階層を、ある程度知っておく必要があります。
Originグラフウィンドウには、それぞれ、1つのグラフページがあります。グラフページは、グラフウィンドウ内部の白い領域のことです。この領域外にあるすべてのものは、印刷やエクスポートの対象になりません。デフォルトでは、デフォルトのプリンタードライバーの印刷可能領域でグラフページのサイズが定義されるため、設定を調整しない場合はページ全体にグラフが印刷されます。
グラフページの階層構造は、次の3つの場所で確認できます。
作図のセットアップダイアログは、グラフ作成はもちろん、作図のセットアップ作図済みのプロットを操作することもできる柔軟なツールです。
作図のセットアップダイアログでグラフを作成するには、アクティブワークシートで何もデータが選択されていないことを確認して、作図したいグラフのメニューを選択します(作図メニューから、またはツールバーボタンを使用します)。
次に、既存グラフウィンドウについて作図のセットアップダイアログを開くには、グラフウィンドウの左上にある任意のレイヤアイコンを右クリックして、作図のセットアップを選択するか、メニューのグラフ操作:作図のセットアップを選択します。
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チュートリアル:「作図のセットアップ」ダイアログボックスで折れ線グラフを作成
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チュートリアル:複数ワークシートデータからのグラフ作成
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以下の章では、プロットタイプの変更、レイヤからのプロット追加/削除、データポイントの密度コントロール(スピードモード)などといった、既存グラフの高レベルな編集について解説します。プロットのシンボル、色、凡例の変更のような、グラフの詳細編集については、グラフの編集の章をご覧ください。
Originのプロットタイプ(例: 散布図、折れ線図、線+シンボル) は、選択したその他の既存のプロットタイプと交換可能です。例えば、
作成済みのグラフのグラフタイプを変更する
プロットタイプを切り替える場合、選択したプロットはプロットグループの一部となり、グループ内のすべてのプロットが切り替えられます。
![]() | 注意点:これは古いOriginの機能であり、単一レイヤグラフのプロットタイプをすばやく変更する場合はうまく機能します。複数パネル、複数レイヤのグラフでプロットタイプを変更すると、望ましくない結果が生じる可能性があります。より複雑なグラフを扱う場合は、作図ニューコマンドまたはツールバーボタンを使用して直接グラフを作成することをお勧めします。 |
右クリックメニューを使用して、プロットのデータソース(X、Y、ワークシート)を素早く変更できます。データプロット上で右クリックして、以下のオプションから1つ選択します。
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チュートリアル:データプロットに対応するX、Yを変更する
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Note:変更するデータが、既存グラフのX、Yスケールから大きく外れるような場合、再スケールするかどうか選択する確認メッセージが開きます。データ範囲が似ている場合は、必要に応じて手動で再スケールします(ホットキー:CTRL+R)。 |
![]() | データプロットの分析を実行(例: 自動再計算を設定した線形回帰)する場合、XやY、ワークシートの変更機能でデータを変更すると、フィット結果が自動更新されます。 |
グラフからデータプロットを追加や削除するには、以下の方法を使用します。
![]() | 2Dまたは3Dグラフからデータプロットを追加または削除すると、軸の再スケールが必要になる場合があります。Originは通常、再スケールの処理方法をユーザーに尋ねます。また、プロットにデータセットを追加または削除する際に使用されるダイアログボックス (レイヤ内容ダイアログなど) には、通常、再スケールのチェックボックスがあります。Origin 2023から、事前にレイヤを選択し、ミニツールバーの自動再スケールボタンをクリックすることで、自動的に再スケールすることができます。これは、軸ダイアログのスケールタブを開いて再スケール= 自動に設定するのと同じです。 |
ワークシート列のXY属性が適用されます。
ドラッグ&ドロップでグラフにデータを追加この方法の場合、作図には、![]() | ドラッグ&ドロップで作図する場合、通常、現在のプロットタイプが使用されます。ドラッグ&ドロップ時のプロットタイプのデフォルト設定を変更するには、メニューから環境設定:オプション...を選択します。グラフタブを開き、ドラッグ&ドロップ時の作図デフォルトタイプを変更します。 |
挿入メニューをつかって、アクティブグラフに様々なタイプのプロットを追加できます。プロットタイプの選択は、アクティブグラフウィンドと、直近でアクティブなデータソース(ワークブックあるいは行列)によって異なります。例えば、2Dグラフを作成し、ワークブックウィンドウでデータを選択してから、グラフウィンドウをアクティブにして、挿入:レイヤにプロットを選択すると、サブメニューには折れ線、散布図、線+シンボル、縦棒グラフ、面積グラフ、等高線図が表示されます。
挿入メニューは、既存のグラフウィンドウがないと使用できません。
グラフページの左上にあるレイヤアイコンをダブルクリックまたは右クリックして、レイヤ内容ダイアログを開きます。左パネルで利用可能なデータセットのフィルタとリストが可能です。右パネルでは、アクティブレイヤ内にプロットされるデータセットが表示されます。
アクティブなグラフレイヤのプロットを追加/削除するには、ダイアログボックスの中央にあるボタンを使います。グラフにデータを追加するとき、下向き矢印のリストボタンをクリックして、グラフタイプを事前に選択できます。右パネルで、レイヤ内のプロットのグループ/非グループ化、プロットの順序変更が可能です。
![]() | LabTalkシステム変数@SCCSでレイヤ内容でのソートの動作を変更できます。@SCCS = 0 (デフォルト) は大文字と小文字を区別せず、Book1 > Book2 > Book10のようにし、@SCCS = 1 は大文字と小文字を区別して、Book1 > Book10 > Book2のようにソートします。 |
「作図のセットアップ」ダイアログボックスは、グラフからデータプロットを追加/削除するために使います。
![]() | Origin 2023では、作図のセットアップで3D/等高線図/イメージの置き換えをサポートします。以前は、中央のパネルで新しい行列を選択すると、置換ボタンがグレーアウトしていました。 |
ツールバーのASCIIのインポートを使って、ASCIIファイルをアクティブグラフウィンドウに、直接インポートできます。この方法は、インポートファイルの構造が単純で、シンプルなグラフタイプ(折れ線、散布図、線+シンボル、棒グラフ)の場合についてのみ利用可能です。
インポートされたファイルがアクティブグラフウィンドウにプロとされます。
基本の2Dグラフ、例えば散布図、線+シンボル、バブルなどは、既存のグラフレイヤからコピーして他のレイヤ(同じウィンドウ内あるいは異なるグラフウィンドウのレイヤ)に貼り付けできます。Origin 2020より前のバージョンでは、これは黒い線のプロットのみを生成していました。Origin 2020では、シンボルサイズや色などのプロットプロパティを維持しながら、プロットのコピーペーストできるプロットタイプを拡張しました。
グラフ内のプロットを選択して、ミニツールバーのプロットをコピーボタンをクリックしても、コピーできます。
![]() | 以前のバージョンでは、シンプルなグラフ(折れ線、散布図、線+シンボル、2D縦棒/横棒)を選択してコピーし、元のデータをワークシートに貼り付けることもできました。この操作は、デフォルト設定ではサポートされなくなりましたが、LabTalkシステム変数@CPNP = 1を設定することで、戻すことができます。 |
オブジェクトマネージャの節をご参照ください。
オブジェクトマネージャはドッキング可能なパネルで、これを使用するとグラフレイヤとデータプロットを簡単に操作できます。このガイドのプロットを非表示または削除するには、プロットを右クリックしてショートカットメニューから選択します。
「作図の詳細」ダイアログボックス(フォーマット:作図の詳細(プロット属性)の左のパネルで操作するか、プロット上で右クリックして表示されるコンテキストメニューから削除または非表示を選択します。削除するとグラフからデータプロットが完全に削除されるため、プロットを一時的に非表示にする場合は、非表示を選択します。どちらの場合も元のワークシートや行列からはデータを削除しません。
グラフウィンドウまたはオブジェクトマネージャのいずれかでデータプロットをクリックして選択し、Deleteキーを押します。選択したプロットがグループの一部である場合、グループ全体が削除されます。
グラフウィンドウからプロットグループ全体を削除するという点で、これは削除ショートカットメニューコマンドよりも広範囲に及ぶことに注意してください。元のワークシートや行列からはデータを削除しません。
削除したプロットを元に戻すには、メインメニューの編集:元に戻す:プロットの削除を選択します。
一度グラフを作成すると、作図データの一部を指定して、プロットの表示範囲を変更することが可能です。
![]() | プロット範囲を変更した後に再スケールをするには、グラフ操作:再スケールして全てを表示を選択します。 |
複数の範囲や列を選択してグラフを作成すると、Originはグラフレイヤの中でそのデータプロットをグループ化します。 これは、1D (統計)、2Dグラフ、3D XYYグラフ(XYY 3D棒グラフ, 3Dリボングラフ, 3Dウォールグラフ, 3Dウォーターフォールグラフ) 、3D XYZグラフ(3D散布図、3D棒グラフ)に適用されます。
グループ化の機能を使うとグループ内の各データプロットは異なる表示属性(線の色=黒、赤、緑...、シンボル形状=正方形、円、三角形....)になるので、プレゼンテーション用のグラフが素早く作成できます。 表示属性の割り当ては、事前に決められた(ユーザにより編集可能な)スタイルの推移リストを使って行われます。 たとえば、グループ化折れ線グラフの場合、最初のプロットは黒線、2番目は赤線、3番目は青線のようにカラーリストで定義された順番で表示されます。
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チュートリアル:単一グループデータプロットの作成 |
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チュートリアル:プロットの手動グループ化(または非グループ化)
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密度ドットや色付きドットのグラフテンプレートが追加されました。
スピードモードを使って、グラフに表示するデータプロットの数を調整できます。 このオプションは大規模なデータセットを操作するときに最もよく使用されていましたが、このオプションは大きく改善され、特に大規模なデータセットを使用した散布図を作成するときなどに使うスピードモードは、様々な2D、3Dグラフで有効にできます。スピードモードが有効な場合、レイヤアイコンは赤く表示され、スピードモード・オンというバナーがレイヤ内に表示されます。 このバナーは、グラフを印刷したり、コピー、エクスポートする際には含まれません。
スピードモードの設定を調整する
広範な設定を行う場合、グラフ操作メニューのスピードモードを選択します。speedmode Xファンクションダイアログが開きます。このダイアログでは、オプションをどのグラフに適用するかを選択できる(目的のグラフ)ほか、スピードモードの範囲をオフから高まで、さらにカスタムで設定できます。
![]() | グラフ操作ツールバーのスピードモードの有効化/無効化ボタン |
スピードモード・オンバナーを消す方法:
![]() | ページレベルのミニツールバーで、個別のグラフレベルでのスピードモードバナーの表示を切り替えるボタンを利用できます。 |
![]() | Origin 2023では、散布ポイント (線+シンボル図など) のプロットでほかのデータ削減メカニズムを追加しています。作図の詳細のドロップラインタブにある、データポイントの表示制御ドロップダウンがOrigin 2023で追加され、いずれかの方法でプロットを体系的にスキップできます (例: 増分でポイントをスキップ )。
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完成したグラフを表示するには、いくつもの方法があります。
詳しくは、このユーザガイドの出版とエクスポートの章と詳細情報を参照してください。
Originは100種類以上のグラフタイプをサポートしています。Originの2Dグラフは、ワークシートデータから作図されます。Originの3Dグラフは、ワークシートデータ(XYY、XYZ)、仮想行列のワークシート、または行列から作図されます。
![]() | Originでは、様々な2Dおよび3Dグラフの作成例を確認できます。サンプルグラフ、データ、グラフ作成のガイドラインを見るには、ヘルプ: ラーイニングセンターを選択するか、F11キーを押します。 |
下表は、作図メニューにあるOriginのグラフの種類のリストです。
![]() | 作図メニューのテンプレートにマウスを乗せると基本のデータ要件が表示されます。 |
![]() | システム変数@PPSを使用して、作図メニューアイコンのサイズを変更できます。システム変数の値を変更する方法については、システム変数を使ってOriginを設定を参照してください。 |
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![]() | 単一レイヤの「二重Y軸」グラフがサポートされるようになりました。以前は、2Y軸グラフは2レイヤで作図していました。Origin 2023から、作図メニューの複数区分/軸カテゴリに「二重Y軸」と「2Y軸」の2つの行にテンプレートがあり、上が単一レイヤ、下が従来からの2レイヤのテンプレートです。 新しいテンプレートと従来のテンプレートは同様のグラフを生成しますが、従来のテンプレートでは2つのレイヤが作成されるのに対し、新しいテンプレートでは1つのレイヤのみ作成される点が異なります。作図操作はどちらも同じです。
Note: 新しい「単一レイヤ二重Y軸」テンプレートは、折れ線、散布図、線+シンボル、棒、ボックスといった、一般的なグラフタイプで利用できます。グラフの編集の章にあるサンプルを参照してください。 |
グラフの種類 | ノート | ||
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![]() | Origin 2023では、ボックスチャートにボックススケールを追加できます。表示する統計値を指定してボックススケール図を追加表示できます。 |
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リッジラインプロットのデータ要件およびその他の情報については、グラフタイプにあるリンクを参照してください。 |
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![]() | Origin 2023で等高線図の機能が改善されました。
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![]() | これまで軸の長さは、最小で25%に設定できましたが、Origin 2023では、軸の長さを10%まで短くすることができます(レイヤレベルの作図の詳細の軸タブ)。 |
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Originの3Dグラフの種類とそのデータ要件の概要については、次のトピックを参照してください。
ブラウザグラフは、多くの列(および行)を含むワークシートデータを単一のグラフレイヤに選択的にプロットできます。
![]() | ページレベルのミニツールバーには、ブラウザパネルを通常の2D折れ線グラフに追加できるように、グラフブラウザボタンがあります。 |
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![]() | Origin 2023では、ブラウザグラフを動画 (GIF、TIFF、AVI) としてエクスポートできます。 |
グラフの種類 | ノート |
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ダイアログボックス | ノート |
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