一般的なグラフレイヤは、(1)XとY(およびオプションでZ)の座標軸のセット、(2)1つ以上のデータプロット、および(3)関連付けられたラベルオブジェクト(軸タイトル、テキストラベル、描画オブジェクト)で構成されます。 グラフレイヤはグラフの基本構成単位であり、他のグラフレイヤとは独立して移動したり、大きさを変更することができます。
複数レイヤグラフを作成する理由は数多くあります。
Originは多くの複数レイヤグラフをサポートしており、複数Y軸グラフ, 積み上げグラフ や 複数パネルグラフ などを作図のメニュー項目やツールバーボタンから直接プロットできます。
注意! 複数レイヤグラフの外観を持つ2つの特別なグラフタイプがありますが、実際には単層グラフです:
バージョン2023よりOriginは、作図メニューの複数区分/軸から、1つのレイヤに複数の軸を持つグラフと複数のレイヤが複数の軸を持つグラフをプロットすることをサポートしています。 |
Originは、2Dグラフページにレイヤを追加する方法を複数提供しています。 どの方法を使用するかは、作成しようとしているグラフの種類により異なります。
Originは、単一のグラフレイヤに対するカスタマイズを、複数レイヤグラフ内の選択されたレイヤに適用するための共通の表示コントロールを提供しています。デフォルトでは、追加されたレイヤはそのようなグループのカスタマイズから除外されます。詳細は、共通の表示を参照してください。 |
レイヤへ抽出と統合の2つの手順は特定の設定を持つグラフページを作成しません。しかし、1つのレイヤのグラフから複数レイヤグラフを作成するのは、非常に有効です。