レイヤをリンクする

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チュートリアル:リンク軸を持つ複数レイヤ

複数レイヤグラフやグラフウィンドウ内のレイヤはリンクする必要はありません。 リンクが存在しない場合、グラフレイヤは、ページ上の位置やサイズ、軸スケールの点で完全に独立しており、ページ上の他のレイヤに影響することなく、どのレイヤもサイズ変更や移動ができ、軸スケール値を変更することができます。

しかし、複数レイヤグラフのレイヤをリンクすることで、さまざまなグラフを効率よく作成することができます:

2つのグラフレイヤ間にリンクを作成するとき、リンク先のレイヤとして親レイヤを参照します。 他のレイヤを参照しているレイヤを子レイヤと呼びます(例えば、レイヤ4がレイヤ2にリンクしていると、レイヤ4が子レイヤでレイヤ2が親レイヤとなります)。 親レイヤはコントロールレイヤです。 親レイヤのサイズ、位置、軸スケールに行った変更に従って、子レイヤも一緒に変更されるように設定できます。

レイヤのリンクには3つのタイプがあります:

Note:すべての子レイヤは、同じ親レイヤにリンクする必要はありません。 例えば、3つのレイヤがある場合、レイヤ2をレイヤ1にリンクし、レイヤ3をレイヤ2にリンクすることができます。 しかし、親/子のリンクは、変更が親レイヤに直接行われた場合のみ有効です。 親レイヤと子レイヤの両方に変更が行われると、リンク関係が解除されます。 そのため、すべての子レイヤを共通の親レイヤにリンクすると、リンクされたレイヤ(子レイヤ)の管理が簡単になります。

Originは、単一のグラフレイヤに対するカスタマイズを、複数レイヤグラフ内の選択されたレイヤに適用するための共通の表示コントロールを提供しています。上記のように、これらのカスタマイズをリンクされているレイヤーに限定することを選択できます。詳細は、共通の表示を参照してください。

リンクレイヤのあるグラフを統合する時、与えられたグラフページ内のリンク関係は維持されます。詳細は、グラフウィンドウの統合ダイアログボックスを参照してください。